
つくば市立学園の森義務教育学校のSさんは、中学1年生からスコラ手帳を使用しています。第13回手帳甲子園では手帳部門でマイスタイル賞を受賞しました。部活と学業を両立するSさんに手帳活用について伺いました。
スコラ手帳をはじめてもらった時、どのような印象を持ちましたか?
小学6年生の誕生日プレゼントで手帳をもらったことがあり、使っていたのですが、習い事の予定を書く程度にしか活用していませんでした。しかし中学生になり新しい節目を迎えたこともあり、改めて配布されたスコラ手帳を最大限に活用していきたいと思いました。
手帳甲子園に応募されたきっかけを教えてください。
きっかけは学校からの案内です。手帳甲子園の手帳部門には、ある夏休みの1週間の手帳紙面を提出しました。それまではあまりスコラ手帳を活用できていなかったのですが、夏休みは学校がないため、勉強時間の管理を自分でしなければなりません。そこで手帳を活用して学習管理をしようと思い立ち、夏休みから本格的に使い始めました。また部活の時間が生活の中心になるので、部活で指示されたメニューを忘れないように手帳に書き込んでいました。振り返る時も自分の頑張りを確認できますし、日常のタスクを忘れないためにも活用できると感じました。

普段手帳はいつ書いていますか?
週の大まかな予定を月曜日かその前の日曜日にまとめて書き込みます。そして週の最後に見返して、自分の頑張りを確認し自分を褒める時間を作るようにしています。
部活と勉強のバランスはどうやって取っていますか?
自分が取り組むことはすべて中途半端にしたくないと思っています。勉強すると決めた時間はしっかり勉強し、部活でもコーチから言われたことを反復して取り組むようにしています。決めたことを手帳に記すことでもう一度自分に言い聞かせるようになり、確実に実行する習慣がつきました。
予定管理にスマホなどのデジタルデバイスは使用しますか?
小学生の頃からICT教育が進んでいましたが、わたしは手で書くことに味があると感じています。ノートをとるときも、電子に打ち込むのではなく要点をまとめたノートを別で作り、後で見返すようにしています。手帳も同様に、スマホで入力するのではなく、手で記すことに意味があると思っています。アウトプットすることで記憶が定着し、日々の生活の中でインプットした情報を自分の言葉で記すことで、生活の大切さを感じられると思います。
手帳を使う前と後で成長したと思うところはありますか?
細かいことを覚えておけるようになりました。人間の脳は大事なことも忘れてしまうことがありますが、脳ではない手帳やメモに書くことで助けてもらう場面が多いです。中学生になって手帳を活用するようになってからは、うっかり忘れてしまうといったミスが減ったと思います。
手帳活用のアドバイスをお願いします。
手帳を可愛がってあげてほしいと思います。実は手帳甲子園の表紙部門にも応募していて、 受賞はできなかったのですが、絵を描いたりステッカーを貼ったり、自分なりに表紙をアレンジしています。そういったプロセスがあることで手帳に愛着が湧いてくるので、自然に使いたくなると思いますね。
習慣化するコツは何だと思いますか?
「無理しすぎない」ことが大切だと思います。いきなり毎日書くのは難しいので、自分が心に留めておきたい出来事を日記のように書くことが重要です。肩の力を抜いて書くことが続けるコツだと思います。
これから進級する上でどのように手帳を使っていきたいと思いますか?
剣道部としてコーチからの指示や自主練のメニューを手帳に記すことで、忘れないようにしたいです。また今回手帳甲子園に応募し、他の人たちの作品を見て、楽しそうだと感じました。これからも自分なりの使い方を工夫して見つけ、積極的に活用していきたいと思います。
<インタビューに同席頂きました先生から、スコラ手帳の取り組みについてご感想、ご意見を頂戴しました>
手帳の活用に個人差はあるものの、Sさんのようにスコラ手帳を相棒のように使ってくれる生徒もいます。それぞれのペースで、学習管理やテスト前の活用が見られる部分もスコラ手帳を採用してよかったと思う点です。これからもスマホにメモする感覚で手帳も使ってもらえたらと思います。そしてスコラ手帳を通じて先を見通す力を身につけてくれると嬉しいです。
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