
中学生・高校生という時期は、様々なことを吸収し、自分自身を成長させる大切な時期です。しかし、勉強や部活動、友人関係など、やるべきことや考えることが次々に押し寄せ、「時間がうまく使えない」、「忙しさの中で毎日を何となく過ごしてしまう」といった悩みを抱えている場合も少なくありません。
「どうすれば子どもが毎日を主体的に充実して過ごせるだろう」そんな思いを抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際にスコラ手帳を活用し、手帳甲子園にも出場されたお子さまの保護者の方にインタビューを行い、手帳を使い始めてからのお子さまの変化や成長を、リアルなエピソードとともにお聞きしました。
お話を聞いた方:第13回手帳甲子園 手帳部門 最優秀賞受賞者 中学2年生 保護者
普段スコラ手帳を書いている様子はご家庭の中で見られていますか?
私も手帳甲子園に出場するまで、こんなに手帳をびっしり書いているとは知りませんでした。それから気にして見ているのですが、一生懸命毎日書いている様子は伝わってきます。
スコラ手帳を使い始める前と後ではどのような変化がありましたか?
時間の使い方について言えば、以前は本当にだらしないところがありました。ところが、手帳をつけ始めてからは変化が見られるようになりました。たとえば「お風呂に入るよ」と呼びかけると、「何分に入る」と具体的な時間で返事をするようになりました。「ご飯だよ」と声をかけた時も、「何時に降りる」と時間で答えます。こうしたやりとりで、こちらも予定が立てやすくなって、とても良くなったと感じています。
また中学校に入るまでは、時間を管理するという感覚がまったくなかったように思います。それまでは、趣味の創作活動を一度始めると時間を忘れて夢中になってしまうタイプだったので、決まった時間通りに動くことはほとんどありませんでした。ですが、中学校に入ってからは、その点が大きく変わり、時間を意識できるようになったと思います。スコラ手帳を使い始めたことが、こうした意識の変化に大きく影響しているのだと感じています。

具体的に成長が感じられたエピソードはありますか?
性格的な面で本当に大きく変わったと感じています。自分で手帳に目標を書き込むようになり、「英語のスピーチ大会で絶対に選ばれる」といった具体的な目標まで記して、そこに向かって努力するようになりました。
小学校までは人前で発表するのが苦手で、英語のちょっとしたゲームで一言英語を言うだけでも気が重くて、休んでしまうこともあったほどでした。でも今では、手帳に目標を書き、その通りに頑張っている姿を見て、本当に驚きました。スコラ手帳に書くことで「やろう!」という前向きな気持ちになれているのだと思います。発表の前には必ずスコラ手帳を見直し、もう一度練習するといったことも手帳に書き、実行しているようです。
現在通われている中学校(中高一貫校)を選んだ保護者としての決め手を教えてください。
説明会に行ったときに学校の雰囲気がとても良かったです。生徒さんたちがのびのびしている様子が伝わってきました。
実際に通ってみると、私が期待していた以上に素晴らしい学校だったと感じています。先生方も程よく人間味があり、厳しすぎることもなく、生徒の意見をしっかり尊重してくれます。その点もとてもいいなと思っています。
スコラ手帳における先生の関わり方についてはどのように見られていますか?
たまにスコラ手帳を見せてもらうことがあるのですが、「今日は絶対に◯◯する!」といった決意が書いてあると、先生が「今日はよく頑張ったね」と声をかけてくださったり、いろいろなコメントを書いてくださったりしています。また、「今日は友達と遊びに行く」といった先生に向けて書いている部分もあり、まるで交換日記のようで楽しそうだなと思います。そうした先生からのコメントも励みになっているようで、手帳に書くこと自体が楽しみのひとつになっているようです。
第13回の手帳甲子園では、本大会でプレゼンテーションもしていただきました。
保護者の方から見て、お子様の様子はいかがでしたか?
クラスで選ばれたことから始まって、学校の代表に選ばれて、その後のWEB投票、本大会への出場までがあっという間に過ぎていきました。本人もどんどんモチベーションが上がっていったようで、「どんなスピーチにしようかな」とか、「書道部だから書道にちなんだ内容にしようかな」と一生懸命考えていました。その過程でもすごく成長しているなと感じました。
それまでパワーポイントも使ったことがなかったのですが、自分で何とか工夫して作り上げていました。また、学校でも大きく取り上げていただいたことで、すごく自信がついたようです。学校の友達や書道部の仲間、先生方がすごく盛り上げてくれて、それがとても嬉しかったようです。また、最優秀賞をいただいてからは垂れ幕もかけていただき、毎朝登校のたびにそれを見上げるのも嬉しかったみたいです。
手帳甲子園出場後、何か成長を感じる変化はありましたか?
先ほども話したとおり、小学校のときは英語で一つ単語を言うのも苦痛で休んでいたような子が、手帳甲子園でプレゼンしたことで自信がつき、スピーチコンテストでも一番挑戦しがいのある内容を選んで一生懸命練習していました。クラスメイトの前で発表することにも挑戦し、緊張しながらもやり遂げたそうです。以前は人前で話すことから逃げていた子が、大勢の前で堂々と発表できるようになるなんて、本当に感動しました。
ご家庭での教育として大切にされていることは何ですか?
自分の意見を押し付けることなく、子どもがやりたいと言ったことを、子どもの気持ちを尊重して、全力で応援していこうと思っています。
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