
中学生・高校生という時期は、様々なことを吸収し、自分自身を成長させる大切な時期です。しかし、勉強や部活動、友人関係など、やるべきことや考えることが次々に押し寄せ、「時間がうまく使えない」、「忙しさの中で毎日を何となく過ごしてしまう」といった悩みを抱えている場合も少なくありません。
「どうすれば子どもが毎日を主体的に充実して過ごせるだろう」そんな思いを抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際にスコラ手帳を活用し、手帳甲子園にも出場されたお子さまの保護者の方にインタビューを行い、手帳を使い始めてからのお子さまの変化や成長を、リアルなエピソードとともにお聞きしました。
お話を聞いた方:手帳甲子園 表紙部門 優秀賞受賞者 中学3年生 保護者
普段スコラ手帳を書いている様子はご家庭の中で見られていますか?
やはり、子どもは親に見られたくないのか、どうやら家ではコソコソと書いているようです。どのように手帳を使っているのかも、あまり親がじっくり見ることはありませんが、話は聞くようにしています。
スコラ手帳を使い始める前と後ではどのような変化がありましたか?
もともと時間や予定をあまり気にしない性格で、習い事などのスケジュールは母親がマネージャーのように管理をしていました。最初は手帳を使うことにも少し抵抗感があったように思います。それでも、手帳を使い始めてからは、少しずつ自分で時間管理をするようになってきました。

具体的に成長が感じられたエピソードはありますか?
もともと生活リズムがすごく不規則で、夜更かしも多く、朝起きるのも苦手でした。しかし、手帳に今日の起床時間をつけ始めてから、自分の1日がどうだったのかを振り返る機会を持てたのか、「明日から変えていこう」という意識が高まり、生活のリズムも変わってきたように思います。
小さい頃から時間を気にすることが少なく、時間の流れの感覚があまりないような子でした。中学に入学してからは、小学生の頃とは全く違う生活になり、部活動も始まり一気にやることが増えて、一時期はどうしたらよいのかわからずパンクしてしまうこともありました。ですが、今の状況をスコラ手帳に書いて、“見える化”することを少しずつはじめ、学校の先生方にもアドバイスをいただきながら、今では少しずつ自分で時間管理をできるようになってきました。
時間管理以外の面で変化はありましたか?
最近はその日にやりたいことや小さな目標も書くようになっています。その目標が達成できたかどうか、できなければ「明日やろう」と繰り返していくことで、自分でもやるべきことが見えてきて、次の目標も設定もしやすくなっていると思います。
今後は毎日手帳を書きながら、数ページ先のもう少し大きな長期的な目標に向かって今やるべきことができるようになっていったらいいなと思います。
スマホやタブレットなどデジタルデバイスの使用状況はいかがですか?
手帳甲子園の表紙部門で賞をいただいた作品もそうですが、創作活動として絵を描くときは完全にデジタルデバイスを使用しています。デジタルデバイスに向かう時間が長いため、スコラ手帳を書いている時間は気持ちを切り替えるきっかけにもなっているようです。デジタルとアナログ、それぞれの使い分けができていることで、バランスもとれていると思います。
現在通われている中学校(中高一貫校)を選んだ保護者としての決め手を教えてください。
中高一貫校であることが大きな理由です。もしもっと早く手帳に出会っていれば、高校受験に向けての勉強の組み立て方なども計画的にできたのではないかと思います。当時はそのあたりに不安もあったので、中高一貫校であれば、高校受験のために親がサポートする必要も軽減できますし、安心できる点がありました。
また、通っている学校は教科ごとにレベル別のクラスに分かれているので、苦手な科目をしっかりサポートしてもらえる点にも魅力を感じました。さらに、学校の先生の人数が多いので、その中でうちの子に合う、相談しやすい先生に出会えることができるという点も良かったと思っています。
学校教育に期待することは何ですか?
中学受験のときもそうでしたが、最近は進路に関して保護者が積極的関わらないといけない場面がどんどん増えていると感じます。たとえば、大学受験に向けて「こういう大学があるよ」「こんな学部があるよ」とパンフレットを学校からもらい、あとは家庭で決めてとするのではなく、「あなたにはこういう学校が合っているのでは?」といった具体的な情報やアドバイスを学校からもらえると助かります。そして、子ども自身が進路に興味を持ち、主体的に選べるようなサポートをしてほしいです。目指す進路を自分で見つけられるように、中学生の頃から少しずつ将来について考える機会や時間、場所をたくさん作っていってほしいと思います。
手帳甲子園では、本大会でプレゼンテーションもしていただきました。保護者の方から見て、お子さまの様子はいかがでしたか?
まさか全国から選ばれて本大会に出場することになるとは思っていなかったので、本人はとても緊張していました。初めてのプレゼンテーションということもあり、不安が大きかったと思います。絵を描くのは好きなので、自分の感情や表現を絵には表せても、それをどうやって言葉で伝えればいいのか悩んだようです。自分の感覚で描いたものを言葉で説明するという、良い経験になったと思います。本人も「100点満点のプレゼンができた」と言っていました。
手帳甲子園出場後、何か成長を感じる変化はありましたか?
大会でプレゼンテーションを経験して、説明が上手くなった気がします。物事には必ず理由があり、その理由を言葉で説明しなければならないことを理解したからか、受け答えの表現も上達したように思います。感覚的なことをどうやって言葉にして相手に伝えるかを考えるようになったことが大きな変化だと思います。その結果、説明力が以前よりも確実についてきたと感じています。
“スコラ手帳”はお子さまにとってどのような存在だと思われますか?
スコラ手帳はやはり実際に手を動かして書くことができるのが良い点だと感じています。ただ時間を管理するためのものではなくて、自分の気持ちや感情なども書き込める、ちょっとかっこよく言えば「キャンバス」のような存在になっているのかなと思います。
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