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手帳指導コラム

NOLTYスコラ プログラム

中学校・高校の「手帳」に関する記事をまとめています。

2025.12.05

スコラ手帳は「自分自身と対話し成長させてくれる」存在 :高校2年生のスコラユーザーにインタビュー

スコラ手帳を中学3年生から使い始め、今では肌身離さず持ち歩くほど愛用している高校2年生のSさん。手帳の活用方法やスコラ手帳を使う前と後での変化・成長についてお聞きしました。

インタビュー:高校2年生Sさん スコラ使用歴3年

スコラ手帳を使い始めたきっかけを教えてください。

中学生の時、所属していた陸上部でスコラ手帳が配布され、使い始めたのがきっかけです。 練習の振り返りや計画をスコラ手帳に記入し、顧問の先生とコミュニケーションを取る目的で活用していました。
スコラ手帳には先輩からもらったアドバイス、自分で練習動画を見て意識しようと思ったこと、大会での記録やタイムといった具体的な数字、そして次回の大会に向けた目標などを記録し、コーチに提出していました。

▲中学時代の手帳

高校生になってからもスコラ手帳を使い続けたのはなぜですか?

定期的な小テストの結果などをきちんと記録しておきたく、使い慣れたスコラ手帳を引き続き使ってみようと思い、ロフトで購入しました。現在は部活動に所属していないため、勉強用の手帳として活用しています。

スコラ手帳の書き方でこだわりがあればぜひ教えてください。

具体的に、自分がどのくらい勉強したか、休憩にどのくらいの時間を費やしたかを分単位で記録しています。以前は、家で過ごしていると一日が何もせずあっという間に終わってしまうことがよくあったので、時間を記録し、「5分休憩したらまた勉強を始める」といったように意識的に行動しています。時間を意識するだけで、生活にメリハリがつくようになりました。

最近は復習・予習など、やるべきことが多いため、それらをきちんと書き出し、一つずつこなしていくようにしています。チェックをつけながら進めることで、計画的に勉強できるようになりました。その結果、「昨日復習したから、テストで良い点が取れた」といったように、計画が成果に繋がっている実感があります。また、スコラ手帳には覚えたい公式や、自分の注意すべき点などを手早くメモしています。それらを確認し、意識しながら取り組むことで、良い成績に繋がったこともあります。

▲ある1週間の紙面

スコラ手帳を使う前と後でどのような変化がありましたか?

スコラ手帳は自己分析や改善点の把握に役立っています。例えば、「朝の準備にいつも時間がかかるから、次は夜のうちに準備を済ませておこう」、「学校で忘れ物をしてしまったから、今度からはこの時間に準備しよう」、といったように、自分自身を振り返り、次にすべきことまで考えます。心の中で漠然と思うよりも、言葉にして手帳に書き出すことで、より深く考えることができるようになりました。

またメモすることで忘れることが減りました。家に帰ったらやろうと思っていたことも、いざ帰宅すると忘れてしまっている、ということが手帳を使い始める前はよくありました。思いついたらすぐ手帳にメモする習慣をつけるようになってからは、家に帰って手帳を見ると、「そうだった、これをやらなきゃ」と思い出すことがよくあります。

スマホやタブレットなどの選択肢もある中、なぜあえて手書きの手帳を使うのですか?

夏休みに一度、パソコンで勉強記録をつけることを試してみました。しかし、パソコンだと自由に書きづらく、自分の思い通りに表現できない部分に不満を感じました。

確かに、パソコンは文字をきれいに表示したり、表などを分かりやすく作成できたりする点は良いのですが、やはり、自分が書きたいように書けるところが手帳の良さだと感じています。パソコンはいちいち起動したり開いたりするのが面倒です。自分の今週のページをすぐに開いて、さっとメモができるというのは、紙媒体の大きな利点だと思います。

手帳を書けなくなった時期はありましたか?またどのようにモチベーションを維持していますか?

1週間まるまる書かない時期もありました。でも最近はとても書くようになっていて、そのきっかけは、筆記具を鉛筆からペンに切り替えたことです。ペンは鉛筆よりもインクが濃く、はっきりと書けるので、文字がくっきりと見えて、書くたびに満足感が得られます。

最近は、母から可愛いペンをもらったのをきっかけに、手帳専用のペンを決めました。そのペンを使いたくて手帳を開くようになると、以前よりも格段に書く意欲が湧き、継続できるようになりました。筆記具を自分のお気に入りのものにするだけで、こんなにもモチベーションが変わるのだと驚いています。

進路について、現時点での希望はありますか?

大学では環境問題について学びたいと思っています。一般選抜や総合型選抜など、受験の形式についてはまだ確定はしていませんが、何となく決まっている、という感じです。受験までにはかなり長い期間があるので、やはり計画を立てることが大事だと思っています。もちろん、今後も手帳を使っていこうと思いますし、逆に手帳を使わないと何をすればいいか、わからなくなりそうなので、進路実現に向けた今後の行動計画などを手帳で管理していきたいです。

スコラ手帳はあなたにとってどんな存在ですか?

スコラ手帳は私にとって「自分自身と対話するための媒体」です。考えを書き出し、それを見返すことで、内容を再確認し、次の行動に活かすことができていると感じています。考えを言葉にして書き、いつでもそれを見返せる手帳は、まさに自分の成長に繋がる大切なツールだと思います。

<インタビューにご同席いただいたお母さまからもコメントをいただきました>

食卓の上に置かれた手帳を見ては、その書き込みの密度にいつも感心していました。中身を読むことはありませんが、ページが真っ黒になるほどぎっしり書かれていて、感心しています。
中学3年の高校受験期から、ずっとスコラ手帳を使い続けていたのを覚えています。いつも持ち歩き、書き込んでいて、本当に相棒のような存在でした。同じシリーズを使い続けているのは、それだけ使いやすいからなのだと思います。

▲好きなシールでデコレーションしたスコラ手帳


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