COLUMN

2025.06.30

ガジェット系インフルエンサーだからこそ感じる「手書きすること」の現代的価値とは?


NOLTYプランナーズでは、2024年からタブレット端末用のノートアプリで使用できる手帳レイアウト(デジタルプランナー)の企画・開発を行っています。

今回は、ガジェット系の情報発信を続けながら、NOLTYの手帳(ビジネスベーシックダイアリー)を愛用しているインフルエンサーのつーじー様をお迎えし、手帳とデジタルツールのそれぞれの魅力や、手書きすることの価値を一緒に考える機会をいただきました。


<インタビューした方のご紹介>

つーじー | iPad活用法


Instagram: @tuji_ipadstudy

TikTok: @tuji_ipadstudy0

大学時代から情報発信をスタートし、主にiPadを活用した学習法を普及させているインフルエンサー。現在は通信系企業に勤めながら、効率的な時間管理術を駆使し、情報発信を継続中。Instagramのフォロワー数は約4万人(2025年5月時点)

ガジェット系(iPad)の情報をインスタグラムで発信し始めたきっかけを教えてください

情報発信を始めたのは大学3年生の頃です。きっかけとなったのは、新たな知識を得るために資格試験に挑戦しようと思ったことでした。 せっかく勉強するなら、やるからにはしっかりと取り組んで確実に資格を取得したいと考える一方で、継続にはモチベーションを維持する工夫が必要だと感じました。 途中で諦めないために、高価なツールであるiPadを思い切って購入。「投資した分絶対にやり遂げよう」という決意のもと、勉強をスタートしました。

実際にiPadを活用して勉強を進める中で、デジタルツールの優れた利便性に感動しました。この経験を通じて、iPadにもっと可能性はあるのではないかと感じたことで、「これを活かして新しい挑戦がしたい」と思い、以前から興味があった情報発信の世界へと進むきっかけになりました。


※つーじー様のインスタグラムより引用


NOLTYビジネスベーシックダイアリーを使い始めたきっかけを教えてください

以前から手帳や手書きの習慣には興味があったものの、実際に使うきっかけがありませんでした。今年になってNOLTYビジネスベーシックダイアリーを手にしたことで、手帳を使い始めるきっかけになりました。 この手帳を知ったのは、他のインフルエンサーさんの投稿がきっかけでした。「使ってみたい」と憧れ半分で手に取ったのですが、実際に使ってみると手帳の良さを実感しています。

これまではデジタルツールだけで自己管理を試みていましたが、スケジュールや時間管理がなかなか習慣化できず、苦労していました。それを解決する手段として手帳が適していることを感じるようになりました。


※つーじー様のインスタグラムより引用


自然とPDCAサイクルが身につく手帳”NOLTY ビジネスベーシックダイアリー”


手帳はどのような使い方をされていますか?

使用するペンにはフリクションを選び、色を使い分けることで計画と実績を視覚化しています。理想的なスケジュールを「赤」で記入し、実際に行った内容は「黒」で記録。また、予想以上に時間がかかった部分に注目し、それを重点的に振り返ることをルールにしています。 手帳を書く時間は朝と夜に確保しており、記入した内容を確認しながら日々振り返ることで、毎日の活動を最適化するように心掛けています。


※つーじー様のインスタグラムより引用


手帳を取り入れて実感していることはありますか?

最も実感しているのは集中力が向上したことです。デジタルツールで自己管理をしていた時は、通知や他のアプリを操作してしまうことなど誘惑が非常に多かったのですが、手帳に向き合うことで、気持ちを一箇所に集中させやすくなりました。 また、自分の字がうまく書けた時には気分が上がり、記録した内容が頭に残りやすいとも感じています。

個人的な感覚ですが、記憶の定着についてはデジタルよりも紙の方が優れていると思います。タブレットでは記憶の定着が紙に比べて80%程度なのではないでしょうか。



各年代に向けて手帳を使うことの魅力を伝えるなら

1. 中高校生に向けて

中高校生にとって手帳は、デジタルの誘惑を断ち切り、一つの場所に集中するための有効なツールです。「記録をする習慣」を手帳から学ぶことで日々の生活を振り返り、自己管理能力を自然に養う助けになると思います。また、理想と現実のギャップを可視化することで客観的な視点(メタ認知能力)が身につくと思います。


2. 大学生に向けて

就職活動や自己成長のための記録に有効です。手帳を活用し、自分の行動をPDCAサイクルで管理することで、目標達成に向けた計画を効率よく進められます。また、手帳に記録した内容は「ガクチカ(学生時代の力を入れた活動)」のエビデンスになり、リアルな経験と記憶として自身の強みを語る材料になります。


3. 若手社員・20代の方に向けて

生活の可視化と時間の無駄遣いを減らすツールとして、手帳を活用するのが効果的です。振り返ることで有意義な人生設計ができ、不必要な失敗を防ぎながら効率よく行動を進められるようになります。「理想通りに時間を使えていないな」と感じている方は、憧れの人や目標にしている人の1日のスケジュールを、手帳に書き出してみるのがおすすめです。 僕自身これをやってみたことで、自分の生活と理想の過ごし方の違いがはっきり見えて、時間の使い方を見直すきっかけになりました。 もし同じように悩んでいる方がいたら、一度試してみると発見があるかもしれません。



デジタルツールはどのような場面で手書きをしたり、活用することが多いですか?

タブレットの最大の利点は「利便性」にあります。持ち運びがしやすく、手書きした内容をすぐに検索できるため、情報へのアクセスが迅速です。また、クラウドへの同期機能があることで、どこで記録をしても同じ内容を共有できるという強みがあります。日常のメモや資格取得の学習など、用途に応じてノートの種類を増やすことができるのも特長だと思います。

特に資格学習では、学習コンテンツをタブレットに集約することで、参考書を複数購入するよりも効率的だと感じることが多いです。本業の業務では、PCをメインの記録ツールとして使用しており、デジタルツールの活用場面は用途に応じて使い分けています。

ただし、タブレットに手書きする際には記憶の定着に課題があると感じることがあります。紙に手書きする際に得られる筆圧や感触などのフィードバックがタブレットでは得られないため、五感を通じた記憶形成に影響が出ているのではないでしょうか。そのため、デジタルツールでは記録した情報が頭に残りづらい傾向があります。また、タブレットは通知や他のアプリによる誘惑があるため、集中力を維持しづらい点も課題だと感じています。こうしたデメリットを踏まえて、適切な場面での使い分けが重要だと考えています。



ノートアプリで使用できる”NOLTYのデジタルプランナー”



デジタルツールとアナログ手帳、両方を使うつーじー様が考える「結局どっちがいいの」?

紙とタブレット、どちらが優れているか一概には言えません。それぞれに独自のメリットとデメリットがあるため、目的に応じて使い分けることが大切だと思います。短期間での情報検索や共有にはデジタルツールが最適ですが、記憶の定着や深く振り返る作業には手帳が向いていると感じます。 用途に応じて使い分けることで、より充実した生活を送ることができるのではないでしょうか。



最後に、つーじー様の今後の展望を教えてください

私の情報を見てくださっているフォロワーの多くは20代~30代の方々です。今後もガジェット系以外にも、同世代の「理想と現実のギャップにモヤモヤを抱えている人」に向けた情報発信を続けていきたいと考えています。 さらに、情報発信だけでなく、「形あるもの」の商品企画にも挑戦してみたいです。現在は朝活に取り組んでいるので、朝活をサポートするような商品を世の中に届けられたらと思います。




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株式会社NOLTYプランナーズ