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新規顧客開拓の場としての展示会の価値とは!?
近年のビジネス環境において、既存顧客との取引維持に加え、新規顧客獲得の重要性が高まっています。その有効な手段として、多くの企業が展示会への参加を強化しています。対面でのコミュニケーションが制限されていた時期を経て、直接的な商談機会としての展示会の価値が再認識されています。
ある調査によれば、「展示会経由で契約に至った経験はありますか?」という質問に対し、56.1%が「はい」と回答しており、半数以上の企業が展示会を通じた具体的な成果を得ています※1。このデータは、展示会が単なる企業PRの場ではなく、実質的な商談の場として機能していることを示しています。
さらに、コロナ禍でオンラインによる代替イベントなどを経験した企業の反応として、「展示会の代替手段を試してみて、オフライン展示会の取り組みの評価はどのように変わりましたか?」という質問に対し、「今までと同程度でオフラインイベントや展示会を活用していきたい」(48.7%)、「オフラインイベントや展示会を積極的に活用していきたい」(43.9%)、「活用を減らそうと考えるようになった」(7.4%)と、9割以上がポジティブな回答結果も出ています※2。このことからも、デジタル施策と並行してリアル展示会の重要性が再評価されていることがわかります。
競合との差別化:印象に残るブース戦略
展示会の特性として、同業種・競合他社が同一空間に集中するという状況があります。来場者は限られた時間内に複数のブースを訪問するため、情報過多による「企業の埋没」が大きな課題となっています。
効果的な展示会戦略において重要なのは、提供するソリューションの価値を明確に伝えるだけでなく、来場者の記憶に残る差別化ポイントを確立することです。プレゼンテーションやデモンストレーションに加え、来場者のブース体験全体を設計する視点が求められています。
顧客体験を向上させる戦略的ノベルティの活用
この差別化の1つの手段として、戦略的に設計されたノベルティの活用が注目されています。単なる企業名入りの粗品ではなく、以下の要素を備えたノベルティが効果的です。
1. 実用性 日常のビジネスシーンで継続的に使用することができる
2. 品質 企業イメージに合致した適切な品質水準
3. メッセージ性 企業価値や提案内容を想起させる工夫
4. 継続接点 展示会後も企業との接点を維持できる機能
こうした要素を満たすノベルティは、展示会当日の印象形成だけでなく、その後の営業プロセスをサポートする重要なツールとなります。当日大量に配布された資料が後から見直される頻度は限られていますが、実用性と品質を備えたノベルティが日常的に使用される頻度は圧倒的に高くなります。このことは、企業の印象を継続的に強化し、ポジティブな位置づけを確立する効果をもたらします。前述のように56.1%が展示会経由の契約実績を持つ中、この成約率をさらに高めるための戦略的ツールとして、ノベルティの質的向上が求められているのです。
NOLTYブランドによる戦略的ノベルティソリューション
この要件を満たすソリューションとして、NOLTYブランドのオリジナルノートをご提案いたします。ビジネスシーンでの使用頻度が高いノートは、以下の点で優れた展示会ノベルティとなります。
▲デザインで差別化 書き心地の良いオリジナルノート
<オリジナルノート>
表紙デザインを通じて企業の想いやソリューションの価値を視覚的に表現できるため、展示会で伝えたメッセージを継続的に想起させる効果が期待できます。日常的に使用されるノベルティは、単なる記憶喚起にとどまらず、展示会での会話や体験、ブースの雰囲気といった顧客体験全体を思い出すきっかけとなります。前述の調査結果で示されたように、オフライン展示会の価値を再評価する企業が9割以上ある中、こうした総合的な体験想起を促すノベルティは、展示会効果を最大化するツールとして最適です。
- 環境配慮と高品質の両立
サステナビリティへの配慮と機能性を両立させた製品設計
- カスタマイズ性
表紙デザインを企業メッセージに合わせて完全オリジナル化
- ノベルティを通しての顧客体験
NOLTYは用紙の「書き心地の良さ」がユーザーに好まれています
- ビジネス適合性
会議や商談など、ビジネスパーソンの日常に溶け込む自然な存在感
グローバルビジネスにおける展示会ノベルティの役割
また、国内企業だけではなく、海外向けのお取り引きを検討する際にも展示会は有利に働きます。言語や文化の壁を超えて企業価値を伝えるためには、言語に依存しない視覚的・触覚的コミュニケーションが重要です。
分かりやすく日本を感じられるノベルティを準備することで、コミュニケーションのきっかけが生まれ、印象に残る対応が可能になります。日本の品質や美意識を体現したノベルティは、グローバルビジネスにおいても強力な差別化要素となり得ます。
特に国際展示会では、各国企業がそれぞれの国の特色を活かした展示・プレゼンテーションを行う中、日本企業としての独自性をノベルティを通じて表現することが、競争優位性の確立に繋がります。商談の場で相手に手渡すノベルティが日本の精緻な品質と美意識を体現していれば、それ自体が提案内容の信頼性を高める効果をもたらします。
▲新登場 日本を感じるNOLTYのデザインノート
実践的なノベルティ活用法
▲事例 太平物産有限会社(ORISM) 様
リブランディングの認知拡大として、重要顧客への展示会ノベルティ
- 重要顧客や商談後の記念品としての活用
一般配布ではなく、有望顧客への選択的提供
- 企業の提案内容に関連する有益情報を内部ページに組み込む
- QRコードなどを活用した、デジタルコンテンツへの誘導設計
- ブースでのデモンストレーションやプレゼンテーションと連動したデザイン
このように戦略的に設計されたノベルティは、単なるプロモーションアイテムを超え、マーケティングコミュニケーションの一環として機能します。展示会から契約に至るプロセスをスムーズにし、前述の56.1%という成約率をさらに高める可能性を秘めています。
差別化要素としてのノベルティ戦略
展示会における競争優位性の確立には、製品・サービスの価値提案に加え、顧客体験全体を設計することが重要です。次回の展示会では、単なる情報提供にとどまらない、戦略的なノベルティ活用をご検討ください。NOLTYブランドによる、貴社独自の企業価値を反映した企業ノベルティをサポートいたします。
【参考】
※1 株式会社PRIZMA様 調査結果を参照:ttps://www.prizma-link.com/press/whitepaper/form/whitepaper73
※2 株式会社才流 様 調査結果を参照:https://sairu.co.jp/guide/exhibition/method/research_result/