前回はスケジューリングの精度を上げる方法をご紹介させていただきましたが、
今回はゴールデンタイムの見つけ方をご紹介いたします。
ちなみにゴールデンタイムってご存知ですか?
仕事におけるゴールデンタイムは「集中して取り組める時間」のことです。
考えごとや作業に集中したいときは誰にでもあると思います。
人それぞれにゴールデンタイムがあると思いますが、
自分だけのゴールデンタイムを見つけてみませんか?
ゴールデンタイムは手帳の中から見つけることができます。
記入したタスクの時間設定よりも早く終わっていたり、
集中して取り組めたな!と感じる時間帯はありませんか?
気分的に快適、ストレスフリーに感じた時間帯も該当するかもしれません。
ぜひ手帳を見返してみてください!
【記入例】
午前中は時間オーバーしており、夕方は時間通りタスクを完了できていますね!
ご自身の手帳をではいかがでしょうか?
自分のゴールデンタイムを知ることで、難しい判断をするためにじっくり考えたり、
集中して取り組まなければならない作業を効率的にこなすことができるようになるはずです。
時間の使い方について科学的にアプローチしている
一川誠『「時間の使い方」を科学する』という書籍も参考になると思います。
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83125-1
集中するゴールデンタインには、ウオーミングアップが必要だったり、集中力を持続するためにも
休憩が必要だったりすることがわかります。
サーカディアンリズムや心身の代謝活動の影響から
「午前中の後半の時間帯に集中力を必要とする認知作業を行い、力や身体運動のスピードに依存する
ような作業は夕方に行うという作業パターンが効率的だと思われます。」
と書かれています。
ぜひご自身のゴールデンタイムを見つけてください。