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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

これからの学習指導要領のど真ん中にある“手帳”
取材日 : 2019.07.19
  • 中学校
  • 高等学校
淳心学院中学校・高等学校 様

これからの学習指導要領のど真ん中にある“手帳”

導入の目的
・PDCAサイクルの習得
・実践的な計画力の育成
・主体的に実行できる力の育成
都道府県 兵庫県
合格実績 平成30年度 国公立大学68名(東京大学2名、京都大学2名など)、私立大学203名 ※既卒生も含む

先生の声

手帳=教科横断

ルール化すると先生方の業務が増えるので、スコラ手帳を回収するなどのルールは決めていません。また、NOLTYスコラ プログラムを導入してやりたいことはそこではありません。むしろ、スコラ手帳を生徒が持ってとにかく何でもいいから書いてみることが大切であり、生徒自身が自分で便利さに気づくためにはルールなどはないほうがよいと思っています。
周囲の先生方を巻き込んでいくためには、生徒が主語になって何か変化や結果がついてこないと難しいこともあると思います。生徒を主語にすると、どうしてもすぐに結果が出にくい。その分、最初はしんどいことも多いと思いますが、必ず結果がついてくると私は確信を持っているためNOLTYスコラ プログラムを導入しています。特に生徒が成長するのは、学校現場以外での活動ですね。どんどん成長する仲間を見て、周りもその雰囲気に巻き込まれていきます。だからこそ、先生方には1年という短いスパンではなく、6年のスパンでNOLTYスコラ プログラムについて考えて欲しいと伝えています。
ポートフォリオでいうと、スコラ手帳はネタ帳です。実行の記録や振り返りの記録がeポートフォリオだとすると、そういったものを作成したことがない生徒にとってはその前段階としてネタ帳が必要になります。恐らく、先週のことでもすぐに忘れてしまうので、手帳にその場で5分その時の感情なども含めて一緒に書かせることが大切だと思っています。
「書ける」「計画が立てられる」「振り返ることができる」ものであれば、正直ツールは何でもよいと思っています。ただ、自分の使い方を他人に伝えることができる“手帳甲子園”は、NOLTYにしかないものです。そして、書いて、まとめて、発表するということは、これからの探究学習に繋がってきます。手帳はもともと教科横断なものなので、新しい学習指導要領には必要になるものだと私は思っています。

生徒の声

もう一つの脳

中学1・2年の頃は特に手帳に対するモチベーションはあまりありませんでした。そのような中で僕がスコラ手帳を使い始めたのは、中学3年の1学期の中間テストの結果が芳しくなかったことがきっかけでした。スコラ手帳に記入する際に気をつけていることは、後から見返した時に自分が頑張ったなと思える記録を残すことです。今は、1日の中で一番自分が楽しかった時や輝いていた時など、印象的なところに3秒くらいで線を引いて1週間を繋げています。継続して手帳を使うコツは、書くことになるべく時間をかけないことですね。
スコラ手帳を使って成長したなと思うことは、習慣にする力が身についたことです。以前は、小テストの勉強を学校に着いてから慌ててしていましたが、今は前日に少しの時間集中して勉強しています。前日に勉強しておくことで、翌日学校に着いてから心の余裕が持てますし、テスト前の休み時間も友人と話をする時間に使うことができます。
正直、今でも勉強をするのと同じように手帳を書くのは面倒くさいです。でも、勉強もしないと後で自分が苦しむのと同じように、すでに手帳は自分のもう一つの脳のような存在になっていて、後から自分が困ると分かっているので書いています。「明日のために」と積み重ねていくことが、継続して手帳を使うことに繋がっていくと思います。

株式会社NOLTYプランナーズ