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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

 手帳のハイブリッド化で『業務負担軽減』 と『生徒の習慣化』を実現
取材日 : 2024.05.17
  • 中学校
雲雀丘学園中学校・高等学校 様

手帳のハイブリッド化で『業務負担軽減』 と『生徒の習慣化』を実現

導入いただいた手帳
NOLTYスコラ ライト
導入の目的
・計画をしっかりと立てられるようになる
・自己管理(提出物や課題の管理など)
・振り返りと反省をすること、予定を立てること、メモを取ることの習慣化
都道府県 兵庫県
学校概要 私立/中学校

先生の声

導入の目的・運用方法

生徒たちには計画を立てることや自己管理力(提出物や課題の管理など)を身につけ、自主自立を目指すためのツールとしてスコラ手帳を導入しました。中学1年生のときは、RT(リフレクションタイム)の時間に、その日の授業の振り返りと、放課後の予定の記入を週4回実施。予定を立てたり振り返りをしたりすること、メモを取ることを習慣化していくために、1週間の振り返りや提出物・持ち物・宿題なども記入させていました。
RTの時間は15~20分程度あり、5分程度で記入をして、1分くらいでスコログにアップします。現在は中学2年生になり、RTの時間がなくなりましたが、1年生から続けてきているため生徒たちは記入やスコログへのアップに慣れているので、どこかで5分ほど時間をとって継続していきたいと思っています。

スコログにより、いろいろな制約から解放された

中学生ということもあり、主にスコログは手帳提出機能を使っています。スコログを活用することで何よりよかったことは、回収・返却の自由度が上がったことです。手帳を回収・返却する必要がなくなり、自分の空いている時間でコメントでき、時間の制約から解放されました。また、生徒が丁寧に書いている手帳に手書きでコメントを書く際は「間違ってはいけない」というプレッシャーがありましたが、スコログを活用することによりそうした心理的負担から解放されました。コメントの量も手書きよりも増えましたし、コメントの質(内容)に時間をかけることができるようになりましたね。定型文の登録ができるので、効率的にコメントもできます。実際スコログを利用したことで、それまでの負担が体感で半分になったと思います。
面談日の朝は、どんなことを生徒と話すかいろいろな資料に目を通しますが、スコログに手帳のデータがあるので、手帳も事前確認することができるようになりました。とくに保護者同席の面談では、直近の家庭での出来事を手帳の情報をもとにアイスブレイクとして話すことで本題への流れがスムーズになります。

導入して実感している“生徒の成長”

学校でのさまざまな取り組みを通して生徒たちのレベルが上がっていることは前提にありますが、提出物などの状況に関してはとくに改善してきていて、忘れたり、提出が遅れたりということは少なくなってきたと感じます。
また、デジタルよりも紙の方が書きやすく、あとで手元に残る感じがあるところが紙の良さであり、生徒たちは今使っている手帳を持っていて、これから先見返したときに日記として当時の気持ちや、これくらいやったという積み重ねが目に見えることで、自信に繋がります。これはデジタルより紙の方が実感しやすいのではないかと思います。そうした手帳の良さは活かしつつ、スコログがあることでデジタルの良さを活かした伴走ができるのはスコラならではの良さではないかと思います。

生徒の声①

スコラ手帳で予定を立てることで、学力向上に

今までも手帳を使ったことはありましたが、本格的に使い始めたのは中学生になってからです。最初はどのように使ったら良いか少し戸惑いましたが、使っていくうちに徐々に慣れていきました。使い始めるにあたって先生から話を聞いたり、スコラ手帳の記入例を見たりしてどうやって書くか参考にしました。
もともと完璧主義なところがあるので、手帳もびっしり書きたいところがあり、予定や持ち物、すべてのことを記入するようにしています。手帳は毎週スコログで先生に提出していて、手帳を提出すると先生からコメントが返ってきて嬉しいなと思います。
スコラ手帳があって良かったことは、使う前より忘れ物をしなくなったことと、時間割変更があった際に間違うことがほとんどなかったことです。また、予定を立てることでスムーズに勉強することができ、学力向上や良い成績にも繋がっていると感じます。

生徒の声②

使い方のアドバイスは“父”から

小学生の頃は手帳を使ったことがなかったので、最初に手帳を受け取ったときは、ちゃんとできるのかなと不安でした。しかし、母が仕事ですごく手帳を活用していたので、自分も頑張ろうと思って使い始めました。また、使い始めに当たっては父がアドバイスをくれました。父は仕事でメモ帳を使ってタスク管理をして計画的に行動しています。手帳のどこに何を書こうか悩んでいた時、父のメモ帳の使い方を参考にして、スコラ手帳の今週すること・メモ欄に課題を書いて、その日のToDoのところには持ち物を書くようにしました。
私は記憶することが苦手なので、帰宅後手帳を見返して確認するようにしています。教科によって課題の提出期限がバラバラなので、手帳にまとまって書いてあることでとても管理しやすいと感じます。

先生からのコメントが継続のモチベーションに

手帳を続けることができたのは、スコログを通して先生に見られているからだと思います。強制力がある程度あった方が私は継続することができたので良かったと感じています。見られている分サボることがなくなり、手帳を続けることで忘れ物や課題の提出忘れが減ったと感じます。また、スコログを通して1年間欠かさず毎週手帳を提出することができ、これは私にとって大きな達成感や自信に繋がっています。昨年度は先生に言わてから、スコラ手帳を出してメモなどをしていましたが、2年生になってからは、言われる前にスコラ手帳を開きスムーズに書き込むことができています。

また、あまり担任の先生と1対1で世間話をじっくりすることはないので、手帳のコメントを通して先生と会話できるというのも手帳を使うモチベーションになっていたと思います。先生もお忙しいのでなかなかたくさんコメントするのは大変だと思いますが、コメントが返ってくると嬉しいなと感じます。

生徒の声③

やったことを記録し、行動の改善に活かす

私は計画を立てるのが苦手なので、やったことやその日にあったことを事後に書くようにしています。その日の出来事を思い返しながら手帳を記入するので「今日はこれだけスマホを触っちゃってたな」とか「この日の課題に対する勉強時間が短かったから、今日頑張らないといけなくなってるんだな」といったことに気づくことができ、翌日以降の改善に繋げています。

先生のコメントが嬉しかった

先生に見せるから書かないといけないというのはありました。見せるから書こうというのを続けていたら、書き忘れがなくなりました。私は手帳に犬のイラストを描いているのですが、それに対して先生が「かわいいね」とほめてくれたコメントが印象に残っています。1年生の時はRTの時間にスコログを使って手帳を提出していました。アプリを開いて写真を撮って送るだけなので、簡単でした。提出にかかる時間としては1・2分くらいです。

手帳を続けていくために

最初は、手帳は予定を立てるものと思っていたんですが、やったことを記入するようにしてから手帳に対して気が楽になった気がします。書く際には、部活の時間は長いので矢印などでどこからどこまでかわかるように記入したり、勉強に関してもその日にやらないといけない課題を先にやるようにしているので「課題」と枠組みだけ書いたりしています。予定を立てなければと焦らず、自分なりに空いているところに絵をかいてみたり楽しんで使えばいいんじゃないかなと思います。

株式会社NOLTYプランナーズ