先生の声
導入の決め手はマネジメント力の育成
NOLTYスコラの導入前は学校独自の明日の予定を書けるような簡単なノートがありました。しかし、本校の「良き学習者になる」というテーマに基づき、学習面だけではなく生活までしっかり生徒自身がマネジメントできる力を育成したいと思い、NOLTYスコラ手帳を導入しました。
まず導入1年目に関しては、手帳に慣れるということを目標に、「1日3回は手帳を開こう」と朝・帰りのショートホームルームで声掛けをしていました。また授業や集会でも手帳を携帯することを呼びかけていました。1年目にしっかり意識作りをしておいたおかげで、良い流れができ、2年目からは特に何も言わずとも、生徒自身で手帳を開いて書いています。また週1回は必ず担任が手帳を回収してチェックしています。とくに考査前などは、手帳にある目標点数を書く欄や、計画がしっかり立てられているかをチェックして声をかけたり、指導したりしています。
効果測定の振り返りを通して、手帳活用を促進
効果測定の結果を通してマネジメント力や振り返り、それを活かして計画を立てるという力が少しずつ身についているということが実感できました。
また効果測定を実施したおかげで、自分自身と向き合う機会が増えたという生徒の意見がありました。NOLTYプランナーズの営業担当者さんから、効果測定の振り返りやっていただく中で、友達同士で手帳を見せ合う場面が設定されていたため、生徒同士でも刺激を受けるよい機会になったともいます。
また保護者会でも効果測定の振り返りの内容を提示していて、できている点や今後は注力する点について話をするときにも役立っています。

手帳甲子園を通して異学年間の交流
今年から全学年の生徒がスコラ手帳を使っています。学年が違うと手帳を見せ合う機会はほとんどないので、昨年度開催した校内手帳甲子園は良い機会となったと思います。学業だけでなく部活も頑張っている先輩など、後輩にとってあこがれの存在が1日、1週間をどのように過ごしているのか、どうマネジメントをしているのかを見ることができるのはとても良い刺激になったと思います。