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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

多様な挑戦を支えるスコラ手帳
取材日 : 2026.09.11
  • 中学校
豊島岡女子学園中学校 様

多様な挑戦を支えるスコラ手帳

導入目的
スケジュール管理、自己管理の基礎を築くため
導入状況
中学校1年生全員にスコラ手帳ライトを導入、中2以降は任意購入
都道府県 東京都
学校概要 私立/中学校

生徒の声

豊島岡女子学園中学校 3年生 髙田さん

先生とのやり取りをきっかけに手帳を習慣化

スコラ手帳は中学1年生のとき、学校から配られて使い始め、2年生・3年生になってからは自分で購入して使い続けています。
初めて手帳を手にした1年生の頃は書き方も分からず、コツコツ続けるのが苦手でなかなか使いこなせずにいました。しかし、先輩のびっしり書き込まれた手帳に憧れていたこと、2年生の4月のHRで担任の先生が『自分でスケジュール管理をするのが難しい人は、ぜひ手帳を書いて提出してください。メッセージを書いてお返しします。』と言ってくださったことを機に、本格的に活用を始めました。

2年生の間は週1回提出し、先生も毎週メッセージを返してくださいました。『先生がしっかり見てくれているのに、自分から途中でやめるわけにはいかない』という気持ちこそが継続の原動力です。日々の勉強内容や1週間の反省を書き込み、手帳を通して先生との対話を重ねていきました。

夏休みは先生に見せる機会がなくなり、一時的に書く頻度が落ちてしまいます。それでもそのままにせず、付箋に「なぜ書けなかったのか」を分析して手帳に貼りました。客観的に振り返ることで気持ちを切り替え、2学期からの再開へとつなげることができました。

予定・ToDo・勉強記録を手帳に集約、手帳を見ればすべてがわかるように

日々の枠には、英語や数学など勉強した内容を記録しています。1週間を見返すと数学をやっていないといった偏りや、遊んで過ごした空白の時間にすぐ気づき、危機感を持って学習計画を修正できるようになりました。
手帳の上段にはテストや集まりといった「確定した予定」や、その日絶対にやる「ToDo」を記入しています。予定は言われたその場ですぐに書き留め、ToDoは勉強前に頭を整理するために書き出しています。さらに右のメモ欄には、提出課題や忘れてはいけない先生への質問事項など優先度の高いタスクを記入。こうしてまとめた1週間を、日曜の夜か月曜の朝に振り返っています。

一般的な予定はスマホで管理することもありますが、勉強管理は絶対に紙の手帳です。机上に置いておけば勉強後すぐに記録できますし、スマホを使うとつい遊んでしまう誘惑を断ち切れます。学校の小テストや集まりの予定も手帳に一元化したことで、手帳を見ればすべて把握できる状態になり、頭の中がすっきり整理されました。

また手帳を使う上では、嘘を書かないことを大切にしています。忙しくて空白ができても、後から書き足すことはしません。その空白はできなかった自分の記録として残し、過去を受け止めて次に活かすようにしています。

忙しい日々を整理して、前向きに過ごすための手帳を通じた振り返り

3年生になってからは、色々なことに挑戦すると決め、校内の任意の活動やプロジェクトに積極的に応募しています。長崎県の壱岐島で実施した探究型宿泊研修、中学受験生向けに学校の魅力を伝えるPRスタッフ、英語劇部の活動、そして夏休みの2週間の海外研修など、予定ややらなければならないことが一気に増えましたが、手帳のおかげで整理できています。

頭の中でやるべきことが散らかっていると不安になりますが、手帳に書き出すと頭がクリアになり、大きな達成感を得られます。書けなかった悔しさもバネにして、苦手だった「コツコツ続けること」を克服したいです。高校の残り3年間もスコラ手帳を使い続け、1週間の振り返りを通じて1日1日を大切に過ごしていきたいです。

先生の声

1学年主任 木田先生(髙田さん2年当時の担任)

「やりたいこと」と「やるべきこと」のバランスをとれるように

豊島岡女子学園の学校生活はやることが非常に多いです。日々の学習に加え、任意の活動やイベントも豊富に用意されています。生徒たちにはやりたいことに全力で挑戦してほしいですが、やるべきことが疎かになってはすべて中途半端になってしまいます。手帳を通じて両方のバランスを自ら管理できるようになってほしい、というのが中学1年生の全員にスコラ手帳を導入している目的です。

本校の生徒の多くは、小学校時代に保護者の方と二人三脚で中学受験を乗り越えてきました。中学校入学を機に、自分でできることを増やそうと促しますが、急に手を離すと何をしていいか分からなくなってしまいます。1年生では具体的な自己管理の仕方を丁寧に教えていく移行期であり、学習面と同様、スケジュール管理の基礎をしっかり築くことが大切だと考えています。

書く習慣を大切にしながら、週1回の手帳チェックで生徒の様子を見守る

手帳指導として、1学期の道徳の授業で動画教材を用いながら具体的な使い方や記入のポイントを指導しています。また、4月の入学当初から週1回手帳を回収し、担任がメッセージを書いて返却する取り組みを続けています。

手帳は教員と生徒の貴重なコミュニケーションツールにもなっています。メッセージのやり取りを楽しみにしている生徒が多く、中には暗号やヒエログリフのような記号でメッセージを書いてきて『先生、解読してください!』と投げかけてくる子もいて、生徒の素顔や内面を知るきっかけになっています。

手帳の使い方は本人の自律に任せつつ、悩みに寄り添いやり取りを重ねる

上級生になっても手帳を使い続ける生徒は多いですが、利用状況は生徒の自律性に委ねています。忘れ物が多い生徒に『手帳をチェックしようか』と声をかけることもありますが、強制しても長続きはしません。

髙田さんのように悩みや思いを手帳にぶつけてくれる生徒には、熱量を持ってメッセージを返しています。現在は髙田さんの担任ではありませんが、多方面で華々しく活躍している様子を聞き、とても嬉しく思っています。手帳に残された軌跡は、大人になったときのかけがえのない宝物になるはずです。

株式会社NOLTYプランナーズ