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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

自己管理を徹底し、受験に勝つ生徒を育成!
取材日 : 2019.08.07
  • 中学校
  • 高等学校
私立 中村中学校・高等学校 様

自己管理を徹底し、受験に勝つ生徒を育成!

渋澤栄一と並ぶ明治屈指の実業家中村清蔵により私立深川女子技芸学校として明治36(1903)年に創立されました。明治42(1909)年に女子教育の第一人者戸野みちゑを初代校長に迎え、小名木川のほとりに校舎を新築し、現在の中村学園の前身である中村高等女学校として開校しました。下町に女子教育をという創設者の建学の精神に則って、中学・高校6年間一貫教育の伝統ある女子校として今に至ります。

プロフィール
創立以来、一貫して人間性の育成を教育の目標として掲げ、「清く、直く、明るく」を校訓とし、人間形成に努めている、中高一貫の6年制の女子学校。
「健康第一」を校是として積極的に自己の体力向上をはかり、心身ともに健康な女性となることを目標として生徒の教育を行なっている。
都道府県 東京都

生徒に自己管理の大切さを理解してもらう為に

「能率手帳スコラ」を利用しようと考えたきっかけを教えてください。

普段の生活の一部としてる手帳の良さを生徒達にも伝えたい、書き留めることの大事さを手帳を通じて実感してもらいたい、と考えていたところ、能率手帳プランナーズの担当者が来訪されたのが導入の検討を始めたきっかけですね。
本校では中学一年生から日々の生活や学習時間を記録し、週に1回の頻度で担任が確認、生徒とのコミュニケーションをはかる「セルフコントロールノート」、また、模試の成績や定期考査の結果を記入する「学習記録ノート」の活用を実践しています。
その発展系として「能率手帳スコラ」が活用できるのではないかと考え、導入を決めました。

手帳を渡した時の生徒達の反応はいかがでしたか?

手帳を渡した際は「もらえるものはもらっておこう」という気持ちで受け取っていたように見受けられました。
配布後に使い始めてみて、自分を変えるきっかけにしたいという思いで活用している生徒が多くかったと感じています。
特に受験を控えた3年生の生徒は「受験生になりきれていない自分」を変えるきっかけになったようです。
自己管理を徹底し、目標を達成するという強い気持ちを生む、という考えが生まれたのではないでしょうか。

手帳の使い方についての指導はされましたか?

手帳を活用して短期、中期、長期の計画を考え、その計画に沿った目標を立てる、目標に向かって自己管理をしていく、という点を指導しました。
「能率手帳スコラ」は目標を実現するために適したツールなので、次第に自ら考えて活用する生徒が増えていると思うんです。
手帳の導入前から、受験生は計画をしっかりと立てることが大切だと生徒達へ指導していたので、具現化するのに適したツールであると考えています。

「計画・実行・改善」が自然に見られるように

手帳の利用を開始して生徒に変化は見られましたか?

計画をたて、それに基づいて、しっかりと勉強をする生徒が増えたように感じます。
計画、実践、振り返り、改善という「PDCA」サイクルを実践できるようになり、それを習得した生徒は学力が向上しているように感じます。
また、感情が結びつくと記憶に残りやすいので、できなかった時の悔しさや、良い点がとれた喜びの気持ちなど、感情を綴っておくと、それに付随する様々な記憶が思い出されると思います。日記のように日々起こったことを記録し、振り返る、そのようなPDCAサイクルの基本を習得する良いきっかけになったのではないかと考えています。

生徒はスムーズに手帳を使い始めることができたのでしょうか?

普段から手帳を個人で所有し、活用している生徒が多かったため、比較的スムーズに使い始められたと思います。
本校の職員室の前に生徒向けの情報を掲示するボードがあるのですが、朝や放課後に手帳にメモをとっている生徒がたくさんいます。
「能率手帳スコラ」は情報を管理するひとつのツールとして、生徒たちが使いこなしているように感じています。

生徒たちの成長とともに成長する手帳

今後どのような指導が必要だと考えておられますか?

いまひとつ手帳を使いきれていない生徒が見受けられますね。渡しっぱなしではなく、きちんと活用方法を指導をしたいと考えています。
最終的には高校3年生のタイミングで機能を充分に活用できるように、導入後しばらくは試行錯誤を繰り返し、生徒・教師が活用方法を更に模索していく必要があると思ってます。

生徒たちはどの様にして手帳を楽しんでいるでしょうか?

シールを貼る、色を加えるなど、生徒自身が手帳をカスタマイズしている様子が見受けられます。
また、日記を書く、格言を書くなど、自分の個性を手帳を通じて主張し、楽しんでいるんじゃないかなと。

生徒の思いを大切に

生徒を指導する上で大切にしていることがあれば教えて下さい。

生徒にとって何が大切か、何を必要としているか、など生徒のことを一番常に考えて指導することが重要なことだと考えています。
この生徒に対してどの様な声をかければ良いのか、褒めるべきなのか叱るべきなのか、状況に応じて生徒にとって最適な対応を考えながら行動することを大切にしています。
また、最近は「きちんとした信頼関係」を築くことを意識して指導することを心がけています。
信頼関係を築くことができなければ真意がうまく伝わらず、生徒にも指導する教師にも良い効果が期待できません。
私自身の発言や行動にブレがない、芯の強さを常に意識しながら、生徒との信頼関係を築くように努力をしています。

株式会社NOLTYプランナーズ