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手帳指導コラム

NOLTYスコラ プログラム

中学校・高校の「手帳」に関する記事をまとめています。

2023.02.09

「手帳は私にとってなくてはならないもの」―第9回(2021年)手帳甲子園最優秀賞 三澤佳奈さんインタビュー

第9回手帳甲子園にて最優秀賞を受賞された三澤佳奈さんは、現在大学2年生として地元青森で勉強に励まれています。「手帳は自分にとってなくてはならないもの」と語り、今も手帳とともに日々努力を重ねる三澤さんに、高校時代から現在までの手帳活用について伺いました。


三澤 佳奈さん

青森県立青森工業高等学校OG(2021年卒)


――高校時代はどのようにスコラ手帳を使われていましたか。

高校入学時に学校でスコラ手帳を配布されました。1年生のときは書き方がよくわからなかったのですが、手探りで書いているうちに忘れ物を減ってきたり、「空いている時間で何ができるか」を考えるくせがついたり、手帳を使って計画を事前に立てるようになったり…と、自分自身に成長を感じるようになりました。

手帳の書き方が変わったのは、1年生の冬に手帳甲子園の優秀賞に選ばれた手帳を見たのがきっかけです。こんなふうに書いたら自分ももっと成長できるのではないかと思って書き方を工夫するようになり、さらに手帳を書くことが楽しくなりました。3年生になってからは、見ただけで時間の使い方が分かる手帳にしようと意識して書いていました。スコラ手帳を通じて成長できたという実感があり、手帳は私の高校生活になくてはならない存在でした。

 

(高校2年時)


(高校3年時)

 

――三澤さんは高校2、3年時に手帳甲子園にも出場されました。手帳甲子園にはどんな思い出がありますか。

1年生のときに手帳甲子園の存在を知り応募しましたが、優秀賞に選ばれず「来年は必ず出たい」と思いました。2年生のときは優秀賞に選ばれて本大会に出場することができたのですが、最優秀賞に選ばれなかったのが悔しくて、来年は絶対に最優秀賞を取りたいと思いました。3年生のときについに最優秀賞に選ばれ、本当に嬉しかったです!

手帳甲子園に出るまでは人前に立つ経験が少なかったので、本大会でのプレゼンテーションはとてもいい経験になりました。友人にプレゼンテーションを

見てもらったり、家族や先生にも支えてもらったり、たくさんの人に応援してもらえたのも嬉しかったですね。 


第9回手帳甲子園で最優秀賞を受賞した三澤さんのプレゼンテーション 



――現在の大学生活について教えてください。

今は青森公立大学の地域みらい学科で、フィールドワークを交えながら地域について学んでいます。青森が好きで、地元に貢献したい、地域について学びたいという思いがあり、2年生の秋ぐらいから志望するようになりました。大学には総合型選抜で合格したのですが、エントリーシートの自己PR欄には「手帳を使って実践してきたPDCAサイクル」について書き、面接官にも興味を持ってもらいました。

今は大学生活でも勉強でトップを取ることを目標に勉学に励んでいます。その甲斐あって、昨年は大学の成績優秀者が表彰される「学長賞」をいただくことができました!授業で出される課題やテスト勉強だけではなく、授業をきちんと理解するための予習復習も欠かさないようにしているので、常にやることが多く大変ですが、今も手帳に助けられています。前もって色ペンで予定を書き、空いている時間を把握して時間を有効活用できるようにしています。緑が授業や勉強、黄色がバイトというように色分けして、見て楽しくなるような手帳にしようと心がけています。

 

▲現在の手帳。緑が授業や勉強時間。

 

同級生はスマホで予定を管理している人も多いですが、私は大学でも手帳を使い続けています。書くことで頭に入るという実感がありますし、手帳は自分の好きなように工夫して使うことが出来るので、愛着が湧きますね。

 

大学を卒業したら、大好きな地元青森に貢献できる公務員になりたいと思っています。そのためには公務員試験も控えているので、これからも手帳を使って計画的に頑張りたいと思います。

 

――理想を高く持って努力されてきた三澤さんですが、うまくいかないときはどのように気持ちを切り替えていますか?

前は落ち込むこともありましたが、今はうまくいかないことがあっても、それまでの過程が手帳にすべて書いてあるので「今回はやり方が悪かった、次やり方を変えればいい」という考え方ができるようになり、自分を責めることがなくなりました。「今週こういう時間の使い方をしてうまくいかなかったから、来週はこう変えよう」と前向きなPDCAサイクルが回せるようになりました。手帳を書くことによって客観的に自分を見ることができるようになったと思います。

 

――スコラを使う中高生にアドバイス

最初から完璧に使おうとは思わず、とりあえず書いてみて、その中で楽しいと思えるようになったらいいと思います。毎日手帳に絵を描くでもいいと思います。少しずつ自分の使い方を見つけていってください。

また、手帳甲子園は自分の手帳の使い方をいろんな人に観てもらえるとても貴重な機会です。自分自身の成長に気付くきっかけにもなると思うので、ぜひ自信を持ってアピールしてください。


株式会社NOLTYプランナーズ