MENU

NOLTYスコラ 部活プログラムの導入事例

NOLTYスコラ 部活プログラム

導入校の事例をご紹介します。

想いを共有し、意見を言い合えるチーム作り
取材日 : 2024.11.05
  • 高等学校
栃木県立大田原女子高等学校 合唱部 様

想いを共有し、意見を言い合えるチーム作り

合唱部の大きな目標
全国大会への出場
都道府県 栃木県
学校概要 公立/高等学校

栃木県立大田原女子高等学校合唱部は19名の部活動です。NOLTYスコラ 部活プログラム フォーゼを導入した2024年度には、第61回栃木県合唱コンクール高等学校部門で金賞、さらに最優秀団体に贈られる全日本合唱連盟理事長賞を受賞し、関東大会への出場を果たされました。「みんなで意見を出し合う」をモットーに日々の練習に取り組んでいます。

先生の声

合唱部顧問

フォーゼを使えば自分を見つめなおすことができる

お試し制度を利用してNOLTYスコラ 部活プログラム フォーゼを使ってみたことが導入のきっかけです。常々、生徒が主体的に元気に明るく部活動を行うためにはどうしたらいいのか考えていました。そこで試しにフォーゼを使ってみたところ、これはもしかしたら生徒たちにプラスに働くかもしれないと感じ、正式導入に至りました。フォーゼを使えば一人ひとりの生徒が自分自身を見つめなおし、自分が取り組みたいことは何なのか、合唱という部活動を選んでやっていることの意義を見つめ直すきっかけになるのではないかと思いました。

また、将来の進学や卒業後のことも考え、勉強だけではなく部活動の経験が、自分の人生にどのように影響していくのか実感するためには、スマホではなくて、書いて文字化して考えをまとめる方法が良いのではないかと思っています。

自分の意見を言えるようになった

いちばん成長を実感できたのは、それぞれが意見をきちんと言えるようになったということですね。今までは全く発言しなかった生徒も、自分の考えをフォーゼに書き出して整理し、それをミーティングの場で共有する機会を持てたことで、きちんと発言できるようになりました。

また大会でも良い結果を残せたのは、目標に対してどのような練習をするかという計画を立てられるようになったことが一つの要因だと思います。今までも部の目標をみんなで定めることはありましたが、その目標に対してどのようにアプローチするかまでは詰め切れていなかったように思います。フォーゼを使うことで目標設定から逆算して何をやるべきかというステップが明確になり、効率よくメリハリを持って部活動ができたと思います。

部活運営、フォーゼ活用も生徒主体

基本的な部活運営は生徒に任せています。普段からフォーゼの書き方、ミーティングの進め方に関してはあまり介入していません。1日の活動時間も限られているため、十分にフォーゼを書く時間を設けられているわけではありません。しかし、フォーゼを使うことによって、漠然としたものがちゃんと文字化、具体化され、それぞれが頭を使いながら活動ができているという点が良いと思います。

目標設定に関しても顧問側から目標を定めることはしません。例えば大会で金賞を取るとか、1位になるという目に見える成績だけを最大の目標として示すことはありません。良い成績を残すことは素晴らしいことですが、その先が繋がってこそ、部活動教育の意義があると思います。生涯にわたって合唱や音楽を楽しむ素地を身につけてほしいと願っています。

個性を発揮しながらチームとしても強くなる

集団の中で自分を活かす力を身につけてほしいです。それぞれに違った考えや意見を持ちながらも、一つのチームとして共通の目標に向かって歩みを進めるのが部活動です。どのような方向性で足並みを揃えてやっていくのか、またその中で個性を活かしながら活動できるのかを生徒には考えてほしいです。きっとそれは、心の弾力性に繋がるとも思います。お互いに臆せず意見交換しながら、これからも活発に活動していけると良いですね。

練習の様子

生徒の声

合唱部生徒

意見交換が活発になった

フォーゼを使うようになってから、ミーティングをする回数が増えました。今までは先輩の示す方針についていくような感じでしたが、部全体で考えるという雰囲気になったと思います。私が部長だったときは、部長だけが発言するのではなく、学年関係なく全員に発言してもらっていました。そのおかげで意見を臆せず言えるようになり、部活以外でも仲良く過ごしています。

振り返りを大事にする

フォーゼの書き方に関する細かいルールは特に決めていません。自分の正直な気持ちを書くために使ったり、メモとして使ったり様々です。ですが、大会やイベントが終わった後に各々がフォーゼに振り返りを書いてくるようにはしています。書いてきたものを持ち寄って、ミーティングの場で発表し合います。ミーティングで出た意見を基に、今後の練習方針や計画を立てていきます。

どのような自分になりたいか共有し合う

ミーティングは振り返りの他に、部の目標や学年・個人の目標を立てる時にもフォーゼを使いながら行っています。今年は4月の新入部員が入ったタイミングで行いました。部としての一年の目標を立てるときは、全員でそれぞれが何を頑張りたいか、どんな自分になりたいかというのを発表し合いました。

例えば、当時部長であった私は「はっきり物事を言える自分」、「相手に伝える自分」、「思いをちゃんと言葉に できる自分」という3つのなりたい自分の目標を立てました。

2年生の私は「自分の背中を見て、ついていきたいと後輩や同級生に思ってもらえる人」、「先輩方からも力を貸してあげたいと思ってもらえる人」、「一つ一つの練習を笑顔で手を抜かずに部の中で一番努力できる人」という目標を立てました。

継続が大事

現状の部の雰囲気は、みんなでしっかりと意見を言い合える、とても良い状態だと思っています。全国大会に行きたいという大きな目標を掲げていますが、技術的な面にはまだたくさんの課題があり、簡単なことではないことをみんな理解しています。でも頑張るしかないので、しっかり各々が考えて、やるべきことを明確にし、計画通りに練習を進めていくことが重要です。あとはこれを継続していくことが大事だと思っています。

株式会社NOLTYプランナーズ