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NOLTYスコラ 部活プログラムの導入事例

NOLTYスコラ 部活プログラム

導入校の事例をご紹介します。

過去の自分との縦比較が成長を促す
取材日 : 2024.03.12
  • 中学校
  • 高等学校
鶴見大学附属中学校・高等学校 バドミントン部 様

過去の自分との縦比較が成長を促す

バドミントン部の大きな目標
声をかけ合う
都道府県 神奈川県
学校概要 私立/中学校・高等学校

鶴見大学附属中学校・高等学校バドミントン部は、中学・高校合わせて総勢60人弱の部活動です(2024年3月現在)。「声をかけ合う」というチームとしての目標を掲げ、その他各自でそれぞれの目標を設定し日々練習に取り組んでいます 。

先生の声

バドミントン部顧問

導入の決め手は振り返りがしやすいこと

私自身も本校バドミントン部の卒業生で、当時は別の手帳を使っていました。自分自身の経験から、書かなければ忘れてしまうことは多いと思っていましたし、まっさらなノートではなくある程度の枠組みがあったほうが書きやすいなと思っていました。フォーゼを採用する前は、生徒には各自でノートを用意しなさいと伝えていましたが、それを回収してチェックすることはしておらず、普段から書いている生徒もいれば、合宿の時だけという生徒もいました。
今回スコラ手帳の部活動版があるということで拝見したところ、普通のノートを用意して書くより書きやすいだろうなと感じ、きちんと記録をとって振り返ることに特化したノートという印象だったので試しにやってみようと思い、採用しました。フォーゼを採用することで部員全員が同じノートを使うので、指導を統一できるのもいい点だなと思います。

記録を残すことで成長のチャンスに気づく

フォーゼを使い始めてから生徒たちの精神面の成長はすごく感じています。少し前だったら誰かに誘導してもらわないとできなかったことが自発的にできるようになり、課題に対する解決スパンも短くなったと感じます。以前であれば、こちらが指示してもそれをなかなか飲み込めず、実行するまでに2~3ヶ月かかっていたのが、ここ最近はこちらが言ったことに対する理解度が上がってきて、1ヶ月~1ヶ月半でできるようになってきた印象です。そういう部分が練習試合や大会でも見られていいなと思います。
また、今まではなんとなくで部活に取り組んでいたり、練習や試合の中で何か大きなものを得られるチャンスだったのに、記録を残していないことによってそのチャンスを逃してしまうことが多く見受けられました。フォーゼを使い始めて記録を残すようになってから、生徒自身が「こういうことにチャンスがあるんだな」と気づいたり、他のメンバーへのアドバイスに繋がったりもしていると思います。

部員一人ひとりとやり取りができるようになった

ミーティングでフォーゼを使用し、生徒たちがチーム目標や個人目標を各自で書き込んで、それを顧問に提出してもらいました。ワークシートを利用して、目標達成までの日々のサイクルを意識しながら書いている生徒もいます。 男子と女子で顧問が異なるため頻度に違いはありますが、ノートの回収もしています。決められた回収のタイミング以外でも、何か顧問からアドバイスがほしいとか、悩んでいることがある時には提出してくれればコメントをするよ、と生徒には伝えています。基本的に生徒が書いていることや質問にはコメントを返すようにしていますし、それ以外にもこちらが気になったり、生徒自身が気づいていないことがあったときにはそれについてもコメントします。今までは全員と直接やり取りするのが難しかったことも、フォーゼを通じてできていると思います。
最終的には顧問に提出ではなく、ミーティング等の場面で生徒がお互いのノートを見せ合い、気づいたことに対してコメントを書く、ということができるようになればチームとしての統率力向上にも繋がると思うので、そこも期待しながらやっていきたいです。

声がけと目標でチーム全体の向上を目指す

うちの部活では顧問や周りのメンバーに自らアドバイスをもらいに行く生徒も多くいますが、中には積極的に行けない生徒もいます。そういう子たちもうまく引っ張り上げて、チーム全体として積極的にできるようになるのが理想ですね。得意分野でお互いに声をかけあいつつ、それに加えて誰かが頑張りを見せていれば、それに引っ張られて頑張る子も出てきます。周りへの声がけとともに、一人ひとりが「全力でやる」という目標を意識して続けていればチーム全体として向上していくことに繋がるので、私自身もそこを意識して声がけをしていますし、生徒自身にもそういうのが伝わってきているのかな、と思います。
また「全力でやる」ということに関しては、これまで結果を残してきたOB・OGたちは、勉強面においても部活面においてもしっかり頑張れていたというのがあると思います。自分の進路に向けて積極的に動いていたり、結果として希望の大学に進学できた部員は、部活でもしっかり結果を残していました。今の部員たちにもそのチャンスはありますし、ここから先の成長次第で変わってくることは多いと思うので、楽しみにしたいなと思いますね。

生徒の声

バドミントン部生徒

残しておきたいアドバイスや課題をフォーゼに記録

フォーゼに書いていることは人によって違います。部活の予定や試合の結果を書いたり、試合の結果をシングルスとダブルスで分けて書いたり、その日の練習メニューや振り返りを書いている人もいます。書くのは練習が終わって、家に帰ってからです。試合があるときは必ず書いていて、練習の日は毎日ではなく、書いておきたいと思うことがあったときに書く感じです。 顧問の先生や部員のみんなからもらったアドバイスもフォーゼに書いています。前日に聞いたアドバイスや課題をフォーゼで確認し、部活が始まる前の自由に練習できる時間で、なるべく改善するようにしています。

スケジュール管理はスコラ、振り返りと改善はフォーゼ

フォーゼを使い始めるまでは、各自でノートを用意したり、スマホの日記機能を使ってできなかったことをメモしたりしていました。スマホに比べると、フォーゼ(アナログのノート)の方が書きやすいです。スマホだと最初は頑張って記録するのですが、だんだん面倒になって、途中で記録しなくなっても諦めがついていました。見返す時もアプリを開く手間があって少し面倒に感じます。一方ノートだと、スマホよりも書いた内容が頭に残っているので、該当ページをパッと開くことができます。図が書けるのもノートのいいところです。 フォーゼはノートの形で残っているので見返しやすいし、見返すことによって自分ができたこと、できなかったことを振り返り、もらったアドバイスを受けて「じゃあ次はどうすればいいんだろう」と改善策を考えることができて、成長できている感じがします。勉強面ではスコラ手帳を使っています。以前は計画性がなくてテスト勉強も直前にやる、という感じでしたが、スコラ手帳を使い始めてからは時間がうまく使えるようになって、計画的に勉強をするようになりました。

過去の自分と比べることで成長を実感

フォーゼを使い始めてからは、その日の練習で起こったことや悪かったところを書いておけるので、後で見返したときに「この日はこの練習をやってこれがダメだったんだ」と気づくことができます。また、1年前に書いたことを見返していて、当時は課題だと思って悩んでいたことを、今は普通にできていることに気づいた時、書いていてよかったなと思います。去年と今では書いている内容が全然違っていて、成長を実感します。
また、モチベーションが下がってしまったときには、フォーゼを使ってコントロールしています。例えばフォーゼに書いてあることを見返して「ここまではできているのになんでここから先ができないの!できない訳ないじゃん!」と自分を奮い立たせたり、できること、できないことを一度並べて、まずは自分が得意なことをとにかくやってモチベーションを上げていって、一回自分を高めてからできないことに取り組んだりしています。

株式会社NOLTYプランナーズ