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NOLTYスコラ 部活プログラムの導入事例

NOLTYスコラ 部活プログラム

導入校の事例をご紹介します。

フォーゼで先生・生徒間のコミュニケーションが活発化
取材日 : 2024.02.26
  • 高等学校
敬愛高等学校 バレーボール部 様

フォーゼで先生・生徒間のコミュニケーションが活発化

バレーボール部の大きな目標
福岡県大会ベスト4
3年生が意識していたこと
きちんと練習に取り組む姿を後輩に見せる
都道府県 福岡県
学校概要 私立/高等学校

福岡県の敬愛高等学校バレーボール部は、部員総勢18名の部活動です。
「福岡県大会ベスト4」をチーム目標に掲げ、部活動をより良くしていく方法を生徒たち自身で考え、実践しながら、日々の練習に取り組んでいます。

先生の声

バレーボール部顧問

フォーゼ(ノート)を使って自分を見つめなおす

自分自身が学生の時にバレーノートを書いており、毎日一言二言でもいいので日々の振り返りをさせたほうがいいと思っていたタイミングでフォーゼを紹介してもらいました。ノートだけでなく手帳型になっているので、いつ何の試合がある、というスケジュール管理ができますし、目標を書く欄があって、初めて書く高校生はこのようなフォーマットがあったほうが書きやすいかなと思い、使いやすそうだったので導入しました。
練習は生徒も一生懸命取り組んでいますが、高校生にとっては家に帰ってからの時間や学校生活など、部活動以外のこともとても大切な時間だと思うので、部活動以外で自分を見つめ直す時間が毎日少しでもあるといいなと思っており、その時間がなかなか取れていないことが課題でした。フォーゼを導入してからは、ノートに書くことで自分を見つめ直す時間が毎日取れていると思うので、足りなかった部分を補えているんじゃないかなと思っています。

フォーゼ(ノート)を通して生徒の想いを知る

ノートはお昼休みに毎日ちょっとでもコメントして返すようにしています。 対面で一人ひとりと話をする時間はなかなかとれないのですが、ノートでやり取りをすることで、私が気づかなかった生徒の想いや様子なども知ることができました。バレーボールの振り返りだけではなく、「今日は何を食べました」とか「今日はどこに行きました」というような他愛のないことも生徒が書いてくれるので、ノートが重いものにはならず、気軽に交換できるツールになり、私もコメントしやすかったです。
また自分のことだけではなく、チームの雰囲気や他のメンバーのことも書いてくれていて、ノートを書くことでチーム全体やメンバーのことを見られるようになってきたということがわかります。もともと周りを見ていたのに表に出ていなかっただけかもしれませんが、こうやってノートに書いてくれることで私も「生徒は意外と周りを見ているんだな」と気づくことができて、チーム全体がいい方向に向かっていると思います。

自分から取り組むという経験が大事

生徒たちの話にもあった「レシーブ練習で成功したら全員で盛り上げる」という決まりも、最初のきっかけはこちらで作りましたが、やり方を考えていい形にしてくれたのは生徒たちです。やらされるよりも自分たちが考えて取り組むほうが、それがたとえ高校3年間の中で実にならなかったとしても、その後の人生には必ず役に立つ経験になると思います。生徒たちにとっては高校を卒業した後の人生の方が長いので、自分から取り組むという経験はすごく大事かなと思います。それはバレーボールだけではなく何事においてもそうです。 部活動を通して、生徒には人間性を養ってほしいと思います。部活動の役割は、競技スキルだけではなく、人間性を身につけるところが大きいのではないかと思いますね。例えば何かに気づいたら自分が最初に動くとか、そういうことができるようになるとすごく成長します。みんなから応援される人、みんなから応援されるチームになって、そういう人間性の部分を学んでほしいなと思います。私自身にとっても学生時代に部活動を通して身につけたことや、それを通して出会った人やつながりはすごく大きいので、それを生徒にも伝えたいです。

生徒の声

バレーボール部生徒

周りから「変わった」と言われモチベーションが上がった

フォーゼは5月ごろから引退するまで、半年くらい使いました。 練習であったことをノートに記録することで、前日にできなかったことを意識しながら翌日の練習に取り組むようになりました。先生からコメントやアドバイスをもらえるので、日々の練習への意識が変わりました。
また、振り返りだけでなくその時の自分の気持ちや次の日の目標も書いていました。自分だけでなく、他の人から見ても変わったと思ってもらえるくらいに目標を強く意識して練習に取り組むことができるようになったと思います。実際に先生からのコメントで「今日の練習ではノートに書いてあったことを意識できていたよ」と言ってもらえたことがあり、モチベーションが上がりました。

先生と気持ちが通じ合う

ノートは先生に毎日提出し、コメントをもらっていたので、ノートを通してコミュニケーションをとることができたのがよかったことの一つです。コメントをもらうことで先生の気持ちもわかるし、自分の気持ちも伝えることができました。それまではコーチと1対1で話をする機会があまりなかったので、ノートを使い始めてから一人ひとりがやり取りをできるようになりました。

ルールを設けず、各自で考えて書く

部全体として書き方は特に決めておらず、ワークシートブックも各自で記入して活用しました。もともと1~3年生までの全員で「福岡県大会ベスト4」というチーム目標を決めていたのでチームの大きい目標は全員が同じものを書いて、それ以外の個人の目標などをそれぞれで書いた形です。
WEEKLY Labには、その日の練習メニュー、反省点、よかったこと・できたことを書いたり、夕食のメニューを書いたりしていました。ノートは先生が回収してコメントを書いてくれるので、食べたものや感想についてコメントをもらえるのが楽しかったです。
ノートは毎日、昼休みまでに顧問の先生に提出してコメントをもらい、その日の練習で返却されます。私たちがノートを書くのは練習後、自宅で書くことが多かったです。

一人の成功をみんなで喜び、チームワークアップ

日々の練習では、レシーブ練習で1本成功したら全員で盛り上げる、ということを意識して行っていました。
レシーブ練習は一番きついメニューで、やっている本人はもちろん辛いし、周りのメンバーも応援はしますが雰囲気がだんだん暗くなってしまっていました。その様子を見た先生から「このままだとみんなが辛いばっかりで、意味のない練習になってしまうよ」と言われ、どうやったら良くなるのかみんなで考えた結果、1本決まったらみんなでガッツポーズをして声を出す、という決まりを作りました。そうすれば辛くても笑顔でいい雰囲気のまま練習ができるのではないかと思ったんです。これをやるようになってからチームの雰囲気が良くなって、チームワークも上がってきました。

株式会社NOLTYプランナーズ