高校生活を充実させてくれる部活動ですが、部活選びや勉強との両立に失敗すると後悔してしまこともあるかもしれません。本記事では高校生にとっての部活を行うメリットや後悔しない部活の選び方などについて紹介します。部活指導時の参考にしてみてください。
目次
高校生が部活に入るメリット・デメリット
高校生が部活に入るメリット
・共通の目標に向かって一緒に頑張る仲間を得られる。
部活動では同じ目標に向かって、部員たちと練習を共に乗り越え、努力し、喜びや悔しさを共有する経験を味わうことができます。一緒に過ごした仲間たちと深い関係を築くことができるでしょう。
・継続力を身につけられる
1つの目標に向かってコツコツと取り組み続けるため、継続力を身につけることができます。ひとりだと中々続かないことも、仲間たちと一緒に切磋琢磨することで、目標に向かって粘り強くがんばる力も身につきます。
・忍耐力を身につけられる
目標達成に向けて日々の練習を頑張り、ハードルを越える経験が得られるため忍耐力も身に着けることが出来ます。ハードルを越えるためには工夫や努力が必要です。最後まで投げ出さずに向き合う力が育つでしょう。
高校生が部活に入るデメリット
・自分の時間が制限される
練習の多い部活に入ると、放課後や休日も部活中心の生活になり、勉強に費やす時間が減るおそれがあります。勉強が疎かになると、日々の学習や受験勉強に悪影響が出る可能性もあるので、部活と勉強をどう両立させるのか、しっかりした計画性が必要です。
・一定のお金がかかる
部活によっては金銭的な負担が大きくなるケースがあります。野球部で使うユニフォームやスパイク、吹奏楽部で担当する楽器など自己負担しなければいけないケースもあるため、お金がかかってしまうこともあります。合宿や遠征があるような部活ではさらに費用が掛かる場合もあるので、事前に確認しておくことが必要です。
後悔せずに高校生が部活を選ぶポイント
高校生の部活に入るメリット、デメリットを紹介しました。それでは後悔しないように部活を選ぶためには、何を考慮すれば良いでしょうか。高校生が自分に合った部活を選ぶポイントを紹介します。
体験入部をしてから決める
部活の見学や第一印象だけでは、実際の部活の様子はわからない場合があります。入部してみたら思っていた部内の印象や活動と違ったという可能性があるので体験入部をすることをおすすめします。体験入部をしてみて、部活の雰囲気を直接感じてから判断すると良いでしょう。
練習の頻度や休みの取りやすさを確認する
部活の練習時間や頻度、スケジュールによって勉強時間などを確保できる時間が変わってきます。入部したら思っていたよりも練習が多く、部活以外の自由時間がほとんどないというようなことも起こりかねません。部活と勉強が無理なく両立できそうか、活動内容やスケジュールを確認したり、先輩たちに聞いたりして判断しましょう。
部活内のメンバー間の雰囲気を確認する
体験入部や先輩、友達からの情報で部活内のメンバーの雰囲気などを確かめておきましょう。雰囲気の悪い部活に入部してしまうと、充実した時間を過ごせなくなるおそれがあります。どのような雰囲気か実際に確かめてみましょう。
高校生が受験勉強と部活動を両立させるコツ
高校生は中学生のことは違い、大学受験がすぐ控えています。高校生が受験勉強と部活動を無理なく両立するためにはどうすれば良いか、コツを紹介します。
1日のスケジュールを立てて勉強時間を確保する
1日のスケジュールを意識して、24時間を有効的に活用できる方法を考えましょう。 把握する時間の例：帰宅後、夜ご飯を食べる前の時間、夜ご飯を食べた後の時間 生活の時間を把握することで、空いた時間にいつ勉強の時間を確保できるか確認しましょう。
スキマ時間を勉強に利用する
通学の電車やバスの中などの移動時間を勉強時間として利用するのも良いでしょう。また疲れた日は早く寝て、早起きして勉強しても良いでしょう。まとまった時間が取りにくい人でも工夫次第で時間を有効活用できます。
授業での学びの効率上げる
毎日の授業にしっかり取り組むことが大事です。わからないところはすぐ先生に聞いたり、友達と教え合ったりしながら授業内で解決できる疑問などは解消しておきましょう。
高校生が部活に入るメリット、後悔しない選び方、勉強との両立のコツ
部活をやっていると、勉強との両立ができないかもしれないなど、心配事も多いと思います。部活に入ることを検討している方はよく検討して、先生や先輩にも相談してみると良いでしょう。 しかし高校生活において、部活だからこそ得られる経験はたくさんあります。NOLTYスコラフォーゼは中学生・高校生の部活動に特化したツールです。部員ひとりひとりが主体的に部活動に参加し、「目標達成のために何をすべきか」「自分はどのように取り組むか」を考えた上で練習に取り組むことをサポートします。目標設定やチームビルディングの観点など部活を通して学ぶことで、より意義のある部活動を行うことができるようになるでしょう。
