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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

学習、部活動、全てに通ずる力を育てる
取材日 : 2019.12.17
  • 中学校
神田女学園中学校 様

学習、部活動、全てに通ずる力を育てる

導入の目的
・タイムマネジメント力の育成
・先を見通す力の育成
都道府県 東京都
学校概要 私立/女子中学校・高等学校
校訓 誠愛勤朗(せいあいきんろう)

担任の声

先を見通して計画を立てる

スコラ手帳のよいところは、先を見て今何をしようということを書き出すことで「目視」できることだと思います。初めてスコラ手帳を使い始めた頃、生徒たちは使い方がよく分からず日記や時間割を書く程度の活用でした。しかし、スコラ手帳の中にある使い方ステップなどを見ながら「中間テストまで後○日」などと計画を立てていく中で、少しずつ先に目標を置いて計画を立てられるようになってきたと感じています。また、学年が上がるにつれて、自分でオリジナルの使い方を見つけて活用する生徒も出てきています。
もちろん中には計画を立てることが苦手な生徒もいますので、そういう時には生徒にスコラ手帳を持参させ、一緒にテストまでの計画を立てます。計画を立てるのが苦手な生徒を見ていると、自分の能力を超えて予定を詰め込んでいることが多いので「これは少し詰め込みすぎだね」とアドバイスを入れながら計画を立てます。先日、期末テストが終わったばかりなのですが、「期末テストに向けてこんな勉強をしよう」や、「今日は何をやった」などの計画や記録など、3年生になり学習面の計画や記録がしっかり残せるようになったと感じています。
また、ルールというわけではありませんが、生徒は毎日手帳を担任に提出しています。私達も時間の許す限りは、目を通したりコメントをしたりして返しています。また、本中学は中学1年生~3年生までグローバルクラスになっており、慣れてくると英語でスコラ手帳を書いてくる生徒もいます。その際は、2人の担任の内のネイティブの先生がコメントを書き、文法の間違いがあれば赤入れしています。

ソフトボール部顧問の声

具体的な目標で着地を目指す

ソフトボール部の生徒達は、みんな部活動を中心に生活しているので、スコラ手帳が部活動のことでいっぱいになってしまわないように、部活動のことは「部活ノート」にその他のことは「スコラ手帳」に書くように指導しています。その中で、スコラ手帳のよいところは週や月の「時間」を可視化し、イメージ力を養うことが出来る点だと思います。例えば、全国優勝したいという着地が分かっていると「何月何日までに何をしなければいけない」や「このペースでは練習が足りない」ということが分かります。だからこそ、着地となる目標はなるべく数値化し、「少し」ではなく「2cm」、など曖昧な言葉は使わないようにと生徒達に伝えています。そうすることで、スコラ手帳においても「もっと頑張る」ではなく「ワークを2ページ進める」といった、具体的で数値化された目標が立てられるようになっていくと思っています。
生徒達は今、好きなソフトボールに多くの時間を費やしていますが、10年後はソフトボール以外のことにその時間を費やすことになります。だからこそ、ソフトボール以外にも活かせる力を養って欲しいということを日々伝えています。練習のプロセスや頑張り方、困難を乗り越えた経験などは、どのような世界でも必ず活きます。だからこそ、生徒の可能性を信じ、こちらが出来ないと決めつけることは絶対にしないことが大切です。ソフトボール部のキャプテンは、今年度中学3年生ながら英検2級に合格しました。もし、英検2級を取得するのは高校生と思い込んでいたら、そこで終わりです。また、今年度ソフトボール部が全国大会で優勝することができたことも、「高校生に勝ちましょう」「今いる高校生にも負けないチームを作ろう」と取り組んだ結果です。

生徒の声①

勉強でも部活動でも結果を残す

手帳を持つ大人に憧れていたので、最初にスコラ手帳をもらった時は嬉しかったです。
部活動で落ち込んだ時に、自分が頑張っていた時のスコラ手帳を見返すとそこから勇気をもらうことができます。また、私のクラスは1日のコメントを英語で書かないといけないルールになっているため、毎日スコラ手帳に継続して書くことによって、日常で使う英会話や正しい文法が身につきました。
毎週月曜日に立てる1週間の目標は「単語を○個覚える」など数字を入れて明確にし、勉強の記録は必ず記入しています。なぜならば、見返したときに自分が頑張った記録が残っていると「もう少し頑張ろう」という気持ちになるからです。また、部活動の大会期間とテスト期間が重なる際は、21時の帰宅日は1h、18時の帰宅日は3hと勉強する時間も決めて部活動と勉強のバランスがとれるように意識しています。その結果、今年度はソフトボールの全国大会で優勝、英語検定2級に合格することができました。

生徒の声②

出来るようになったことをスコラ手帳に記録する

私は手帳などを書くことが好きなので、スコラ手帳を初めてもらった時はとても嬉しかったです。小学生の頃も予定帳を使っていましたが、本格的な手帳を使うのはスコラ手帳が初めてでした。スコラ手帳の中に使い方の例があったので、初めはそれを参考に活用し始めました。また、手帳甲子園に応募してみたいと思ったことも手帳を書くきっかけになりました。
私がスコラ手帳の活用で工夫していることは、出来たことや出来るようになったことを書くことです。先日の期末テストの時は、図書館の司書さんに英語を教えてもらって覚えたことを書きました。また、定期テストでは自分で計画を立て、記録を残すことで成績が徐々に上がりました。
今年はスコラの年間目標のページにソフトボールの全国大会で優勝すると書きました。実際に達成できて本当に嬉しかったです!

生徒の声③

毎日手帳を見て、1日を考える

毎日提出しているので、最初にスコラ手帳をもらった時は正直辛いなと思いました。けれど、私が真剣にスコラ手帳に一言を書くと、先生からも真剣にコメントが返ってくる中で、先生とのコミュニケーションがとれることが楽しく、継続的に活用するようになりました。
朝手帳に書いた1週間の目標を見返して、今日1日をどのように過ごそうか考え、放課後にどうだったかの振り返りをして、次の日に活かすようにしています。これにより、朝手帳を開いて見る習慣が身につき、忘れ物を減らすことができました。また、テスト前には勉強をどの位するか計画を立て、実際に勉強した時間を書いています。予定を立てた方が、その通りにやらなければいけないという気持ちになり勉強ができるため、なるべく計画を立てるようにしています。
来年は高校生になるので、勉強と部活動をしっかり両立して尊敬される人になるため、スコラ手帳を活用してしっかりPDCAを回したいと思います。

株式会社NOLTYプランナーズ