MENU

NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

学生手帳はイノベーションの可能性がある!
取材日 : 2019.08.03
  • 高等学校
山形県立鶴岡中央高等学校 様

学生手帳はイノベーションの可能性がある!

普通科と総合学科を合わせ持った、全校生徒950余名の、山形県内では最も大きい規模の学校である、山形県立鶴岡中央高等学校。生徒の目標を実現するために能率手帳スコラを採用することで、生徒の目標を実現するための教育指導に力を注いでいます。
教員歴31年、二年次の学年主任の加藤 伸(しん)先生に、学生手帳を使って指導をするメリット、導入のプロセスなどの話をお聞きしました。

プロフィール
「個性の尊重と調和」「自主と自立」を教育目標としてかかげ、個人の個性に気づき、それを磨きながら自立できる青年になることを目指す教育を実践している高等学校。

第1回手帳甲子園特別貢献優秀校受賞校

手帳甲子園の詳細はこちら
都道府県 山形県

生徒の目標を実現するための学生手帳「明日を映して」

先生が自作の「明日を映して(学生手帳)」を作られたきっかけを教えて下さい。

まず、教育の現場にいる我々が、生徒に必ず言って聞かせることがあります。「生活習慣をつくるんだ」ということです。では具体的に、なにをどう指導していくんだ、というとなかなか出来ないでいたのですね。こうした溝を埋めるためにどうすればいいかということで、こうした名前にしたんです。
ほとんどの学校で実施していると思うのですが、学校では年に数回学習時間調査というものをやります。生活実態調査などと言われる場合もあります。また、我々教員は夏休みなどの長期休業の学習計画や記録、テスト前の計画などを生徒に作らせるわけですね。 そういった、バラバラになっている計画・記録などの情報を全て一つにできないか、という考えもありました。これまで、学校がそれぞれに用紙を作って実施していたのですが、それを一冊にまとめられないかということです。私の前任校では、一冊にして生徒に生活の記録をさせていました。

「明日を映して」には前任校での経験が活かされているんですね。

そうですね。こうしたことを考えあわせて、昨年本校で作成した手帳が「明日を映して」というものでした。本校の学校行事を全て入れ込んで一冊の冊子にしました。これを生徒に持たせて、指導していこうと1年次で決めました。「明日を映して」というのは、本校の校歌の一節からとりました。年次便りが「燃え立つ我ら」で、その前が「明日を映して」です。このネーミングは、生徒の評判があまり良くありませんでしたが(笑)。
実際に「明日を映して」を面談等に使うのは担任の先生なので、作成にあたってまずは1年次の担任の先生方に話をしてみて始めたということです。

「明日を映して」は生徒へスムーズに浸透したのですか?

生徒たちに、「生活の記録をとっていくとあなた方の高校生活の質が変わるんだ」ということを充分に伝えることができなかった所があり、うまく活用できないところもありました。一年間を通して記録をさせながら、我々もこれを面談等で使いました。徐々に浸透していったと思います。
ただし、昨年の場合(「明日を映して」使用開始の初年度)は、1年次のみの実践でしたので、指導に限界はありました。生徒が接するのは、担任の先生、部活動の先生、その他いろいろな先生方がいるわけです。年次を超えて、学校全体の実践としないと、なかなかうまくいかないというのが昨年の反省点でした。

具体的に使いこなすための指導を行なったとお聞きしました。

まず、朝のショートホームルームで、担任が色々な連絡をします。その内容を手帳に書きこませるようにしました。これからの予定であるとか、提出物は何日までに出すとか。担任の先生方も色々と考えてくれました。あらかじめ小さなホワイトボードに連絡事項を書いて黒板に貼り、その内容を生徒自身が手帳に書きこむ。こんな、アイデアを出して実践している先生もいます。
生徒には毎日記録をさせますが、担任の先生は毎日確認することは難しいので、大体週末に1週間単位で見ていきましょう、ということにしています。担任の先生は朝に手帳を集めて、1日のどこかの時間に集中してチェックし、簡単にコメントを書いて放課後に返す。こんなことを行なっています。

生徒への指導はどうされましたか?

生徒には、「ホームルーム以外の場所にも、教科書、ノートに加えて手帳も持っていけ」と指導しています。すると、教科担任が、授業中に「来週小テストだぞ」と言った時に、書き込むことができます。実際そうしている子もいます。さらに、いろんな活用ができるんだろうなと思います。担任の先生方も、いろんな知恵を出しています。コメントを書いたあとに、担任の先生方が生徒に手帳を返します。そのときに、手帳の中に名前が書いてあると、中身を開かないとだれのものかわかりません。そこで、ビニール表紙に名前を貼るというアイデアを出した先生もいます。これからも、いろんな人たちのアイデアが出されて、だんだんうまく使えるようなものになっていくんだろうと思います。

調査をするたびに学習時間が伸びている

昨年と今年の手帳の違いはありますか?

去年は地元の印刷業者に頼んで手帳を作り、私の担当している1年次だけの実践でした。 今年は、能率手帳さんが作ろう!と言ってくれたものですから、他の年次にも話をして、 学校全体の約900名の生徒が使っています。
今年はしっかりとした手帳なので、子供たちの意識も引き締まったような気はします。使い方として、ビニールのカバーを作りましたけれども、これが思ったよりも、生徒が楽しんで活用しています。多くの生徒が挟んでいるのは時間割です。配布している年間行事予定を挟んでいる生徒もいます。更に気に入っているものを挟む生徒もおります。生徒はいろいろ工夫して楽しんでいるんだなぁと思いました。

能率手帳を採用したことによって変わってきた点などがあれば教えて下さい。

能率手帳さんの手帳を使うようになって、大きく異なるのは「書き味」ですね。やはり、いい紙なんですね。手帳用の紙なので、生徒も書いていて気持ちがいいと思います。去年よりは、間違いなくきちっと書いている生徒が増えています。
学校全体で取り組みを始めたところで、結果はこれから出てくると思うのですが、こと2年次に関しては、手帳を使い始めてからは、確実に学習時間が伸びています。魔法のように極端に伸びてくれればいいのですが(笑)。意識して勉強に取り組んでいる子が増えているように思います。提出物なども書きこませていますが、提出率も良くなっていると思います。

目標達成機能・コミュニケーション機能・記録機能、全てがこの一冊に

生徒に手帳をもたせるメリットを教えて下さい。

手帳がどの様な働きをしているのかを考えて見ました。
生徒には、自分の目的、進路に関する目標や部活動の大会目標があります。それらに向かってどの様にスケジュールを組んで準備したら良いのか。このことがこの手帳を通してうまくすすめられるのですね。目標達成のための機能です。
また、生徒が手帳に記録したものを先生が見て、コメントをしていくわけですが、手帳を媒介として生徒と担任がコミュニケーションをしているんですね。交換日記とまでは言いませんが、それに近いような働きをしていると思います。生徒と担任、生徒と部活動の顧問の先生、その他いろいろな先生とのコミュニケーションの機能です。

具体的なエピソードはありますか?

例えば、私の部の生徒で「なんか最近太ってきてちょっと困っているので、5kgくらい痩せようと思うんだけれど」と書いているわけですね。書くんですよね正直に(笑)。そこに私がコメントを書くわけです。「実はなかなか言えないでいたんだけど、俺もそう思ってたんだ。でも10kgでもいいぞ」と(笑)。それは、私とその生徒のひとつの人間関係なんですけれど、このコメントを親が見て覚えていたりするのですね。機会があって、その生徒の親と話した時に、その話になったんですよ。「先生この前、こう書いてくれましたよね」って。そのようなコミュニケーションっていうのが、この手帳を通じて出来るのだと思います。

その他に手帳にはどのような機能があると感じましたか?

3つめの機能として、貴重な高校生活の3年間の記録が、この手帳に全部残っていくということですね。生徒は感情的なことも書きますし、部活動では「絶対に大会で勝つぞ!」なども書きます。そのようなことが、自分自身が手帳を見返した際に、「自分の高校生活はこうだった」と思い出せるわけですね。3年間で記録した手帳3冊を、大学に行く時も、嫁に行く時も、持って行くと思いますよね。 この手帳には、目標達成のための機能、コミュニケーションのための機能、それから記録機能、そういったものがあるんだろうと思います。

生徒に対し書くことの指導は徹底されてるのですか?

よく生徒をチェックし、管理しているのだろうと言われるんですけれど、ちょっと違うんです。我々は管理する意思もありません。先ほど言ったようなコミュニケーションの機能であったり、いろんな記録であったり、そういうものを生徒と一緒に共有していると考えています。これらが手帳をもたせている意味なんだろうなと自分の中では整理しています。

手帳をうまく活用できない生徒もいるのですか?

書けない子は書けませんし、朝の段階で出すんだぞといっても出せない子もいます。その子たちには、その子たちの理由や事情があると思います。ただ、いろんな進路の面談の時に、手帳を見ながら「書いてないんだね、どうしたの?書けないかぁ」と、そういうところから話に入っていけます。書けない子は書けないでも活用できます。ただ間違いなく書いている子は、担任とのコミュニケーションもできるし、記録されていくものですからね。自分自身で自分が見えてくるところはあります。

手帳を使い始めて、生徒さんに変化はありましたか?

変わろうとしている生徒には効果がある。当たり前なのですが、そう思います。「どうしたらいい?」と悩んでいた生徒が、この手帳をキッカケに変わろうとする。「部活を一生懸命やっていて時間がない。でも、何としても希望する大学に行きたい。 勉強しなくてはいけない。どうすればいい?」といった時に、1日24時間しかありません。自分にはどれくらい時間があるかということが、この手帳でわかります。限られた時間の中で、「この時にこれをやる」というようなことを決めることができるのですね。

生徒によって手帳の使い方に違いがでてきますね。

トップレベルの生徒は放おっておいても自分でやります。変わろうとしている生徒、どうしたらよいかわからなかった生徒、そういう生徒たちが変わってきているように思えます。もっといろんなデータを検証しなくてはいけないと思いますが、単純に学習時間で言えば全体として伸びてます。
我々が一人ひとりと面談して話をしていることと同じことが、この手帳でできている生徒がいます。そういった生徒たちには、物凄く良い手帳だと思います。これまでの生活実態調査というのは、どうしてもその時点で終わってしまって、「1回目と2回目の違いはどうだったの?」ということがよくわからないままで終わっていたと思います。この手帳を持たせてよかったなと思うのは、1年間なりもうちょっと言えば3年間なりの自分の高校生活がここに残るんですね。 そういった記録の部分も大事なんだと思います。
自分が一生懸命やっていることが、そのまま手帳に反映されたりします。学習に頑張った、自分はこう頑張った、というのが記録として残ってゆきます。その時に生活実態調査をして終わる、というのではなくて、もう少し長い目で、前回と比べてどうなのとか、一年間の中で今はどうなのかとか、そういう目で見る生徒が出てくるんだと思います。

時間管理の枠を超えた、学生手帳は新しいツール

弊社で行わせていただいた講演会、生徒さんの反応はいかがでしたでしょうか?

新鮮な気持ちで聞いていたと思います。我々、教育の現場にいるものが話すのと、ちょっとだけ違った話なんですよね。つまりは、能率手帳さんは長らくビジネスの現場の中でどう手帳を使うのか、目的を持った者たちが、目的を達成するためにこの手帳をどう使うのか、ということを考えてこられました。
だから、手帳を使うというのは一緒なんですけれど、それを高校生サイドではなく、社会人としてのサイドから降りてきて話してくれたというのが、ちょっと高校生には新鮮な感じだったと思います。講演会の中で「自分でいろんな略語を考えて手帳に記入するんだよ」と教えていただきましたが、そのとおり実践している生徒もいます。またどうやって目的を作って実行するか、そのプロセスを聞いたことは、初めてだったと思います。

講演会後に、なにか実践されたことはありますか?

これから手帳をどうやって生徒たちに馴染ませていくかという話の中で、私の年次では「手帳コンクール」というものを企画しました。クラス担任の先生から二人くらい推薦してもらって、更に自分はしっかり使っているぞ、という申し出のあったものを中心として、
「どれくらいうまく使っているのか」 「どれくらい個性的に使っているのか」 という部分を含めながら、「手帳コンクールをやるぞーー」と年次だよりに書きました。「絶対手帳コンクール取るぞ」とか「私にください」と書いてきてくれた生徒もいます。こうしたことで、うまく生活の中に溶け込ませていきたいなと思っています。

色々な使い方や活用方法を見出す生徒がいるのですね。

我々が意図した、つまり、能率手帳さんが考えた使い方がありますよね、そのような使い方をベースにはしているのですが、使い方を工夫し、楽しんでいる生徒もいます。
イラストが得意な生徒が、先生が猫の判子を捺したりすると、自分で猫のイラストを書いてくるんです。そして「先生のはいつも猫だね」とかコメントを書いてくるのです(笑)。 ラーメンを食べに行ったら、その時の半券を貼ったりもします。生活がそのまま出てくる。それが全然おかしくない。好きなタレントの写真が貼ったり、ある意味、こうしたことが高校生として当り前だと思います。但し、下には学習時間の欄がありますので、私たちはそちらを確実に見るんですが(笑)。

学年によって使い方の変化はみられますか?

3年生になると、1年生、2年生とは違う活用がでてくると思います。3年生になると大学入試や就職試験なりの一つの決着点が決まっています。スケジュール管理が2年生とは異なってくるのですね。いろんな進路であるとか、他から出てくる計画を、手帳に全部書き込んでいくと、かなり日程が整理されます。
今の3年生を見ながら、(自分の年次の)2年生は来年どうしようかなという方針を考えています。いろんな所にバラバラに出てくる情報を、全てこの手帳に集約して整理する。そういうような部分を来年は更に進めてゆこうと考えています。

時間管理の枠を超えて手帳を新しいツールとして使用していただいているように見受けられます。

能率手帳さんの手帳の歴史というのは、言ってみれば仕事はどの様にしたら結果を出すことができるか、ということを中心に作られてきたのだと思います。
我々、教育現場で手帳をもたせるというのは、コミュニケーション機能であったり記録であったり、ビジネスとは少し異なるのだろうと思います。
市販の手帳ですと、後ろの方に路線図やいろんな資料がありますけれど、あれらは全てなくしていいと思います。全部自由に使える方眼紙がいいように思います。方眼のページが、意外と便利で使い勝手があると思います。我々はテスト前にテスト範囲を手帳のサイズに縮小プリントして生徒に渡しますが、(高校生はどんなに小さな文字でも見えますから(笑))、それを手帳に貼るんですね。今回の期末テストの時は、我々が準備することが出来なかったのですが、結構生徒は自分で書き出していました。

生徒が自発的に手帳を活用できていますね。

生徒の手帳を見ていて面白いと思ったことがあります。生徒が自身で感銘を受けた言葉を手帳に書き綴っているんです。我々が年次集会で話したことや、誰々がこういうことを言った、などです。自由に使える部分が多くあり、余計な物がないっていうのが、いいのだろうと思います。

学生手帳はイノベーションの可能性がある!

手帳の導入を検討されている学校様が多くいらっしゃるのですが、手帳の導入プロセスをお聞かせください。

まず、前の学校の話をします。バラバラだった情報を一冊にしたものを使わせています。一番最初に記録をとらせた学年は、本当に、劇的に変わりました。もちろん、その手帳だけの話ではないのですが、国公立大学の合格者が前年に比べ4割方増えました。それ以降は、その学校では今でも使っていると聞いています。
私が今の学校に転勤してきて、どうやってこの生徒たちに手をかけていくのかを考えました。手帳を使っていくのが良いということをずうっと考えていました。私が年次主任に決まって、1年次の担任が決まった時に話しました。「実はこういうふうに考えていている。担任の先生は業務が増えて大変だと思いますが、やってみませんか」と。担任の先生方は「良いですね、やりましょう」と賛同をしてくれました。それから慌てて印刷屋さんを呼びました。ですから、1年次の手帳は4月部分がありませんでした。

担任の先生の協力も大きいですね。

そうですね。担任は、手帳を毎日は見れないし、1週間毎でも大変です。こういうことはわかっています。でもいろんな場面で使いましょうと担任が頑張ってくれています。結果として、大体週1回のペースで、手帳を集めてコメントして返すということでやっています。 また、学校全体で取り組まないと効果が薄いので3年生の主任に「能率手帳さんのこれを使いましょう!」「これからの進路実現には、これ効果的ですよ」という話をしまして、3年次も採用を決めてくれました。次に1年次、主任に「実は2年生はこういったものを使おうと思っています」という話をして、「この様に使えばこう言った効果が出るのはわかっています」という話をしました。1年次にも採用をしてもらいました。
手帳を学校全体に定着させていったならば、間違いなく学校のイノベーションになる、という思いがあります。今後、学校の中でこの手帳のさらなる活用の仕方を検討していきたいと思います。

手帳の導入以降、数々のご苦労があったかと思います。

担任の先生にとっては、手帳を見て、コメントを書いて、確かに業務が大変だと思います。クラス40人、それを全部見てコメントを書くとなったら1時間以上はかかります。朝集めて、それを午後のSHRに返すことを考えたら、それなりに覚悟をしなくてはいけません。
でも、手をかけた分は何らかの反応が生徒から返ってきます。つまり生徒からすると「私を見ていてくれる」。先生からすると「あなたを見ているよ」ということが、この手帳を通じて必ず伝わります。

ご苦労の甲斐あって、先生にも生徒にも良い結果が残るということですね。

大変なのですが、生徒に手をかけた分だけ必ず生徒は反応する。我々も楽しいのです。部活の生徒の手帳を見ていると、普段見ることができない色々な生徒の生活が見えてきたりします。例えば、「今日、部活終わった後にみんなで隣の学校の文化祭に行きました」とか書いてくるのです。大変なのですが手をかけた分、見返りみたいなものが我々にあるんだろうなと思います。
我々の仕事は、子供たちの進路希望を如何に実現してあげるか、子供たちをどうやって育てるか、ということです。我々も子供たちも、手帳を通して一生懸命やっていくわけです。結果、自分の一番の輝く高校生活の記録が、宝物として3冊並ぶことになります。それを残させてあげるということは大事だと思います。

毎日の記録が残る手帳は生徒にとって財産になりますね。

大変なのですが、生徒に手をかけた分だけ必ず生徒は反応する。我々も楽しいのです。部活の生徒の手帳を見ていると、普段見ることができない色々な生徒の生活が見えてきたりします。例えば、「今日、部活終わった後にみんなで隣の学校の文化祭に行きました」とか書いてくるのです。大変なのですが手をかけた分、見返りみたいなものが我々にあるんだろうなと思います。
我々の仕事は、子供たちの進路希望を如何に実現してあげるか、子供たちをどうやって育てるか、ということです。我々も子供たちも、手帳を通して一生懸命やっていくわけです。結果、自分の一番の輝く高校生活の記録が、宝物として3冊並ぶことになります。それを残させてあげるということは大事だと思います。

高校生が手帳を使うことは様々な面で大きな意味がありますね。

「もし高校生がこの手帳を使ったら」っていう『マネジメント』の話ではないですが、この手帳はイノベーションを起こす可能性があるんです。先生方も手帳に興味を持っているし、きちっと使ったらどういう結果になるか、ということに興味があるのです。ある意味、我々は解るんですよね。
真面目なんだけれど、何をどうやっていいのか解らない。そういう生徒たちが凄く変る可能性があるのです。他の生徒たちもそれなりに、なにかやらなくちゃいけない、という風に考えます。放おっておいてもやる生徒もいるんですが、手帳によって変わっていきます。手帳を使っていくことで、生徒が変わっていくのがわかるはずです。

株式会社NOLTYプランナーズ