担任の声
先を見通して計画を立てる
スコラ手帳のよいところは、先を見て今何をしようということを書き出すことで「目視」できることだと思います。初めてスコラ手帳を使い始めた頃、生徒たちは使い方がよく分からず日記や時間割を書く程度の活用でした。しかし、スコラ手帳の中にある使い方ステップなどを見ながら「中間テストまで後○日」などと計画を立てていく中で、少しずつ先に目標を置いて計画を立てられるようになってきたと感じています。また、学年が上がるにつれて、自分でオリジナルの使い方を見つけて活用する生徒も出てきています。
もちろん中には計画を立てることが苦手な生徒もいますので、そういう時には生徒にスコラ手帳を持参させ、一緒にテストまでの計画を立てます。計画を立てるのが苦手な生徒を見ていると、自分の能力を超えて予定を詰め込んでいることが多いので「これは少し詰め込みすぎだね」とアドバイスを入れながら計画を立てます。先日、期末テストが終わったばかりなのですが、「期末テストに向けてこんな勉強をしよう」や、「今日は何をやった」などの計画や記録など、3年生になり学習面の計画や記録がしっかり残せるようになったと感じています。
また、ルールというわけではありませんが、生徒は毎日手帳を担任に提出しています。私達も時間の許す限りは、目を通したりコメントをしたりして返しています。また、本中学は中学1年生~3年生までグローバルクラスになっており、慣れてくると英語でスコラ手帳を書いてくる生徒もいます。その際は、2人の担任の内のネイティブの先生がコメントを書き、文法の間違いがあれば赤入れしています。