COLUMN

2023.11.22

資産相続に関するお悩みを解決する「引継ぎナビ」を開発しました





皆さまは資産相続について考えたことはございますか?

さまざまな民間企業からの情報によると、相続財産の平均は2000万~3000万といわれています。
財産としては、不動産や有価証券、現金など様々なものが該当しますが、ご自身に関する資産について把握されている方、また、それを相続する方へ共有されている方は少ないと思います。

いつかは必要になる相続に関すること、具体的に何をすればいいのか?
それらをまとめたものを手帳にし、「引継ぎナビ」というタイトルで作成いたしました。

作成に関しては、大阪で士業を主にされている 土地家屋調査士法人COLORSさま、2021年10月より連携協定を締結頂いている埼玉県・入間市役所さまのご協力の元、完成まで進めることができました。

ここからは、実際の引継ぎナビにあるページをお見せしながら、内容をご紹介いたします。



前半が「いま、財産を持っている人」が記入するページ、後半が「これから、財産を引継ぐ人」が記入するページとなっています。
引継ぐ、という名前の通り、例えば親から子へ記入したものを渡す、渡さない場合でも保管場所を伝えておいたり、引継ぎに関してのことを書いてあると知っている・伝えておくだけでも安心できます。



財産についても、それぞれの項目で書き込むページを分けており、書きながらご自身の資産について整理できるようにお作りしています。
こちらのページ以外にも保険やそのほか財産についても記入できるページを設けていますが、いずれも右側ページをメモ欄にすることによって、いつでも書き足せるようになっています。
書いた後に財産の状況が変わった場合も、安心して書き記すことができます。



後半にある「これから、財産を引継ぐ人」についてもご紹介していきます。

皆さまは「法定相続情報証明制度」をご存じでしょうか。
資産相続には戸籍の提出が必要な場面が多く、お金と時間をそこで費やす場合が非常に多くございますが、法務局の制度を活用することで大幅な節約ができる、といった情報のご紹介であったり、相続放棄に関する知っておくとよい情報も記載しております。



ここでは実際に財産の引継ぎが発生した際に使えるチャート図を入れています。
その場面になったとき、自身で確認しながら進める方法や、専門家の方への相談窓口もご用意していますので、いざというときに役立つ資料になっています。



このような表を使いながら、必要な戸籍の範囲を特定して進めることも可能です。



前半で「いま、財産を持っている人」が書いている内容についても、これから財産を引継ぐ人の視点でどういったことを確認しておくべきか、重要な点をまとめて記載しています。

こちらのページのほか、預貯金・有価証券・不動産についても、それぞれどのような流れで進めるとよいか、個別にチャート図をご用意していますので、十分に確認をしながら、間違いが起きづらい環境で進めていくことができます。



相続にはいくつか期限が定められているものがございます。
期限を過ぎないよう、フリーで日付を入れられる月間予定表をお入れしています。
記入例を参考にして頂きながら、進めていく際のカレンダーとしてお使いください。



実は中盤に、ご自身のことを振り返るページもご用意しています。
財産に関することを考えながら、これまでのことを振り返ったり、これからやってみたいことも考えられるようなページがございます。
こちらのページも活用頂き、自分らしい時間のデザインに向けて、考えるきっかけになれば嬉しく思います。

以上が引継ぎナビのご紹介となります。
現在、COLORSさまで通販サイトもオープンしていますので、もし気になった方はこちらのリンクからご覧ください。
COLORS 通販サイト


ご覧いただきありがとうございました!



埼玉県入間市との連携協定について、詳しくはこちら
「埼玉県入間市と「在宅医療・介護連携の推進に関する連携協定」を締結します」

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