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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

スコラ手帳は夢を叶えるために欠かせない存在であり、そばで支えてくれたサポーター
取材日 : 2021.02.19
  • 高等学校
茨城県立下館第二高等学校 様

スコラ手帳は夢を叶えるために欠かせない存在であり、そばで支えてくれたサポーター

導入いただいた手帳
高校 NOLTYスコラ ベーシック
導入の目的
・生徒の生活・学習習慣の自己管理を促すと同時に、振り返って見つめ直す機会とすること
都道府県 茨城県
学校概要 公立/高等学校
合格実績 令和二年度 国公立大学10名、私立大学222名、短期大学14名、医療系専門学校22名、一般専門学校47名、就職関係8名

生徒の声

スコラ手帳について

中学校では手帳を使っておらず、高校1年生の時は学校から配布されたスコラ手帳を先生に勧められて使っていました。しかし、高校3年生になってからは「夢を実現したい!」と思い、自ら手帳を活用するようになりました。主に毎日の振り返りや予定の確認などで使っています。1年生の頃は、授業や勉強のことしか書いていませんでしたが、3年生になってからは自分の気になったことやその日の出来事・ニュースなども記録するようになりました。具体的には、読書をしていてわからなかった単語をメモしておいて後から調べたり、コロナ禍では関連の単語を調べて書き込んだりしました。

使い方の工夫

まず工夫していることは、表紙をアレンジすることです。表紙に自分の好きなものを書いたり、デコレーションをしたりすることで「自分だけの手帳」になり、手帳独特の堅苦しい雰囲気がなくなります。ちょっとした豆知識や面白いなと思ったことをメモの欄に書いてみたり、シールを貼ったりすると手帳を楽しく使えると思います。また、今週の目標をしっかり記入して頑張ることを明確にするようにしています。

◇3年生4月~12月の週間ページの活用(今週の目標と振り返り、メモ欄)

休校期間中の手帳活用

休校でまず思ったことは、学校がないことで生活が乱れてしまうのではということでした。そのため、休校期間中は前日にしっかりと予定を立て、できるだけ計画に近い行動ができるように意識していました。当日やったことを書き、予定に書いたことができなければ次の日にずらすようにしていました。

◇休校期間中の手帳

夢のために手帳を使う

私には小学1年生から目指す「消防官になる」という夢がありました。そのために、高校2年生の秋頃から公務員試験の勉強を徐々に始め、高校3年生の4月頃からは本格的に勉強をするようになりました。公務員試験の勉強を始めるまではあまり1日を振り返ることがなかったため、今週どのくらい勉強することができたのか自分自身把握できていませんでした。そこで、まず始めたのが手帳の活用でした。最初は何でもよいので1日を細かく記録しました。記録していくと1日の勉強量がはっきりと分かり「今週はこれくらい勉強したから、来週も続けよう」「今週は全然勉強できていない。(振り返ってそのことが分かったので)来週はどうしたら勉強が続くのか考えよう」と手帳を活用していくことで、モチベーションが上がり勉強の効率もアップしました。また、消防官は勉強以外にも体力が必要なため懸垂が何回できたかなど、筋トレの予定や結果も記入しました。こうした積み重ねの結果、消防官採用試験に合格し春からは消防学校に通う予定です。

◇表紙の裏側

◇年間目標

◇メモページ

手帳を通した自分の成長

1年生の頃は“やらなければいけいない”という気持ちで手帳を使っていましたが、3年生になってからはとにかく楽しくて手帳を書いていました。一番の理由は、振り返った時に自分の成長や頑張りを手帳から感じることができたからだと思います。またそうした記録が高校3年間のよい思い出にもなっています。また、手帳を通して以前より正義感や責任感を持つようになりました。私は生徒会にも所属していたため、忙しい学校生活を過ごしていましたが、その中でも忙しいから大変と思うのではなく、忙しいからこそ毎日が充実していると思うようになりました。手帳をしっかり活用することで空いている時間を有効活用し、終わったことやできたことを消していくことでやり残しがなくなり、やらなければいけないことに追われることがなくなりました。

手帳活用のアドバイス

一番伝えたいことは、手帳を堅苦しく使ってほしくないということです。好きなキャラクターや楽しみにしていることがあれば、それらをどんどん手帳に書くのがよいと思います。ライブの予定があれば「ライブに行く」と手帳に記入するだけで見返すたびに楽しい気持ちになれます。勉強だけではなく、楽しみにしていることも記入することで進路へのモチベーションもきっと上がると思います。また、今週の目標の欄にはどんなに小さな目標でもよいので書くことが大切だと思います。目標がないと自分がしたいことが明確にならず、1週間を無駄に過ごしているように感じてしまいます。例えば、健康面に気をつけるとかちょっと勉強するとかだけでもあると、その目標に向かい1週間頑張ろうと努力することに繋がり、モチベーションアップや達成感を味わうことができると思います。

◇高校1年生→高校3年生での手帳活用の変化

先生の声

高校3年生から彼の担任になりましたが、毎日朝早くに学校に来て休み時間も自主的に学習している様子を見ていました。彼の傍らには常に手帳があり、朝のHRの際は毎回手帳を開いてメモをとっていましたね。基本的には本人が頑張っていることを見守り、勉強や筋トレの頑張りすぎで食事や睡眠が疎かになっているときなどに少しアドバイスや声をかけるといった感じでした。(生徒さんから:「消防官になれないんじゃないか…。」と一瞬弱気になったとき時に「何言ってるの!なれるよ、なれるから自信を持って!」と先生が言って背中を押してくれたそうです)

インタビュアーより

スコラ手帳が誕生して10年、手帳甲子園やインスタグラム等を通じて様々な活用方法を全国の生徒さんが伝えてきてくれているのはみなさんのご存じの通りです。実は70年以上の歴史がある社会人向けの手帳のころから、手帳は「夢の実現や目標の達成」という大いなる実力を発揮してきています。ゴールから逆算した目標や計画を立て、日々の小さな努力の積み重ねを手帳に記録していくことで、自己肯定感を生み、行動を生み、目標達成(進路実現)に近づいていく。そんなプロセスを手帳で可視化し行動してきたことを今回のインタビューを通して伝えていただきました。そして何よりもご自身が変化し成長を実感されているのがとても嬉しく感じました。このインタビューの内容を読んでいただいたみなさんが「手帳をもっと使ってみよう」と思うきっかけになりますと幸いです。

株式会社NOLTYプランナーズ