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手帳指導コラム

NOLTYスコラ プログラム

中学校・高校の「手帳」に関する記事をまとめています。

2025.04.16

”副担任mirAIは若手先生のサポーター” NOLTYスコラ 副担任mirAI 導入事例 ~兵庫県立淡路三原高等学校~

兵庫県立淡路三原高等学校では、志望理由書作成サポートNOLTYスコラ副担任mirAI(以下、担任mirAI)のお試し版をご利用いただき、2025年度4月から製品版を導入いただきます。高校3年生の学年主任、および担任の先生方に副担任mirAIのお試し版を使った印象や今後期待することについてお話を伺いました。

副担任mirAIの導入のきっかけを教えてください

学年主任U先生: 3年生の先生方は比較的若く、志望理由書の指導経験が少ないため、何か助けになるものはないかと思いツールを探していました。私自身、志望理由書の指導がいかに大変かを実感しているため、副担任mirAIがその助けになればと思いました。

また本校の生徒の学力は幅があり、進学を目指す生徒の志望校のレベルも様々です。学年の約6~7割の生徒が志望理由書を必要としている現状で、一人にかけられる指導時間は限られています。業務負担の軽減や効率の良い指導を行うため、副担任mirAIを導入しました。

実際に副担任mirAIを使ってみると、回答に対する質問が良い意味でしつこく簡単には次のステップに進めません。適当な生徒のふりをして対話をしてみたのですが、粘り強く対応してくれるため、本当に副担任のように感じました。今までは先生方がものすごい時間をかけてやってきたことを、カバーしてくれるのではないかと期待しています。

担任の先生にお聞きします。副担任mirAIのお試し版を使ってみた感想を教えてください。

K先生 mirAI先生(生成AI)との対話の際、生徒が質問に対して「わからない」と答えても、mirAI先生が何度も深掘りして質問してくれる点が良いと思いました。

S先生: 自分では考えつかなかった視点から質問してくれるのが良かったです。回答に対して、「きっかけは何ですか?」や「どう繋げていきたいですか?」といった深い質問がどんどん出てくるところが良かったです。

O先生
担任の立場からすると、すごく安心感がありました。私自身初めての担任というとこともあり、志望理由書の指導においては試行錯誤しています。しかし副担任mirAIを使うことで、自分のやり方が正しいかどうか確認でき安心感が得られました。

H先生
一人あたりの指導にかけられる時間も制限がある中で、副担任mirAIが生徒のサポートになると感じました。また、複数の生徒に同じような指導をそれぞれにしている現状において、副担任mirAIのサポートがあれば一気に初期段階を進められると思います。

M先生 生徒には志望理由書を完成させるまでに、たくさんの時間と苦労をしてほしいと思っています。よく考えて、何度も何度も本当にそれでよいのか自分に問うてほしいです。そういう意味でも、質問に答えていく対話形式の方法は理想的だと思いました。

副担任mirAを使用することで「志望理由書の質向上」の面で期待できることはありますか?

O先生今の生徒を見ていると、長い文章を書くのが苦手な生徒が非常に多いです。副担任mirAIの対話形式のチャットによって、言葉を繋いでくれ、自然に長い文章ができあがると思います。

M先生
生徒が書く志望理由書を見ていると、スタートから躓いていることが多いです。ネットで書いてあることを継ぎはぎして完成させたような文章で、具体の内容を添削するに至らない状態で提出されます。何を書くべきかというスタートの部分を副担任mirAIに助けてもらいながら引き出していくことで、ある程度具体性を深めた段階で指導することができるのではと期待しています。

学年主任U先生
今までは、志望理由書を書き始める前の整理として、質問に答えていくワークシートを活用していました。そのワークシートの答えですら一言や単語しか返ってこないことが多くありました。副担任mirAIを使うことである程度形になった文章を生徒自身が作成できるようになるのではと期待しています。

副担任mirAIを使用することで「先生の業務」の面ではどのようなことが期待できますか?

K先生 私自身、3年生の担任は初めてで、どういう志望理由書が合格に繋がるのかといったノウハウの不足や、そもそも生徒とのコミュニケーションの中で興味関心をうまく引き出して言語化できるのかといった不安があります。自分の国語能力の不足部分において、副担任mirAIが助けになることを期待しています。

S先生 ひとり一人の生徒にどのように指導するべきかという不安が常にあります。副担任mirAIを使うことで、時間をかけて指導した生徒とあっさり終わった生徒との間の不平等感が減ると思います。またAIで文章の適切さや文末チェックを補完してもらえるのも業務負担削減に助かります。

学年主任U先生志望理由書だけでなく面接にも効果があると思います。副担任mirAIを使って言語化、文章化することで頭の中が整理でき、質問に対する答え方の練習にもなり、面接対策にも役立ちます。
また、副担任mirAIで進捗状況を一括管理できることで、クラス横断をして生徒を見ていくことができ、部活動で指導している生徒が考えていることなども副担任mirAIを通してみることができます。さまざまな方向から生徒に刺激を与えられるので、先生間で共有できるという点も非常に良いと思います。

生成AIの学校現場での活用についてどう思いますか?

学年主任U先生 若い先生が多いため、否定的な意見は少なく、使えるものは使っていきたいという姿勢です。業務負担を削減できれば、それ以外のとことで多く時間を割くこともできます。志望理由書作成における生徒とのコミュニケーションはとても大事ですが、効率化できるのであればやっていくべきだと思います。

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NOLTYスコラ 副担任mirAIの詳細はこちら 機能の詳細を紹介した資料をダウンロードいただけます。

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株式会社NOLTYプランナーズ