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手帳指導コラム

NOLTYスコラ プログラム

中学校・高校の「手帳」に関する記事をまとめています。

2022.10.07

「今の自分がいるのはスコラ手帳のおかげ」―第6回(2017年)手帳甲子園優秀賞 Kさんインタビュー

第6回(2017年)の手帳甲子園にて、中学2年生時に優秀賞を受賞されたKさん。手帳甲子園のプレゼンテーションでは、「手帳には私の過去・現在・未来が詰まっています」とお話いただきました。それから約5年、Kさんは2022年3月に高校を卒業され、現在早稲田大学の1年生として学業に励まれています。中高6年間を手帳とともに過ごされたKさんに、スコラ手帳との付き合い方、そしてスコラ手帳とともに歩んだ経験がどのように現在に活かされたのか伺いました。



Kさん

茨城県立古河中等教育学校OG(2022年卒)




――中学・高校の6年間を手帳とともに過ごされる中で、手帳の使い方は6年間でどのように変化していきましたか。


中学校のときは視覚的に勉強内容を捉えるために、色をたくさん使って手帳を書いていました。所属していた英語部の練習も多く忙しかったですが、勉強と部活の両立にもスコラ手帳が役立っていたと思います。塾や部活など予定を書き込んで、そこから発生するタスクを予定に落とし込んでいました。


 

▲中学2年時の手帳


高校生になると科目が増えて勉強が難しくなったことから、タスク処理にフォーカスするようになりました。週で予定とタスクを書き出して実行して、振り返り実績を書いて、また次の週の予定を立てて…という風に使っていました。

高校3年生になり受験勉強が本格化すると、スコラ手帳にタスクを書ききれなくなり別のノートを使うようになりましたが、スコラ手帳を活用するうえで身に付けてきたPDCAサイクルがとても役立ちました。中学1年生という早い段階で手帳を使い始めたからこそ、PDCAサイクルを長い時間かけて習得することができ、それが受験勉強に活かせたと感じています。

勉強した内容は手帳の紙面にすべて書いていたので、先生に勉強方法について相談するときにもすぐ共有できて便利でした。勉強できなかった日は手帳が空欄になるので自分への戒めにもなるし、ぎっしり書けたのを見返すと達成感やモチベーションにもつながりましたね。



 

▲(左)高校3年時の勉強記録ノート、(右)高校2年時のスコラ手帳



――Kさんは中学2年生のときに手帳甲子園で優秀賞を受賞され、地方大会・本大会にてプレゼンテーションを発表いただきました。手帳甲子園の思い出について教えてください。


中学1年生のときに手帳甲子園で佳作に選ばれ、実際に本大会の観覧にも行きました。出演者の皆さんの工夫された手帳の使い方に刺激を受けて、自分自身の手帳の使い方を見直すきっかけになりましたね。

2年生では優秀賞をいただき、自分の手帳の使い方が認められたと嬉しく、より手帳を好きになりました。地方大会・本大会と、大舞台でプレゼンテーションをしたのもとても大きな経験でした。先生に指導してもらいながら、人に物事を伝えるためにはどうしたらいいかといった考え方のプロセスや、本番に向けた自分のメンタルとの付き合い方を学ぶことができました。



――中高時代の予定管理にはスマホは使わなかったのでしょうか?


中高時代は勉強中心の生活だったので、机に置いてすぐ開くことができるスコラ手帳が便利でした。手書きだとフォーマットのどの箇所から書き始めるのも自由で、自分の好きなように考えをまとめることができるのがよかったですね。スマホより手書きの方が自分の思っていることがそのまますぐに形になり、書いていることで自分の考えが自然に思い浮かぶ感覚があります。どのように勉強すればいいのか、どうやったら効率良く勉強できるかなど、タスクを書き込みながら考えを深めていくにはスマホより手書きが向いていると感じます。



――しっかりと手帳を活用されていたKさんですが、手帳を書かない時期などありましたか?


はい、一週間まったく書いていないこともありました(笑)。特に中学時代はテスト前に自分を追い込みすぎてしまって、気持ちが不安定で書けないことがありましたね。そんな時期もありつつ手帳を書き続けることが、自分の弱さを受け入れ、自分自身を理解することにつながったと今になって感じています。自分を追い込みがちな性格だなというのも、手帳を書いていなかったら分かっていなかったかもしれません。空白のページは自分の弱さなので見返したくないですが、これからの未来を良くするためには書かなかった自分も認めて、前を向いてまた書き始めることが大切だと思っています。



――今年大学に入学されたKさんですが、大学生活でも手帳を使っていますか?


すぐに予定を確認したいことが多くなったので、スケジュールはスマホで管理していますが、勉強の予定管理は手帳で行っています。今年はスコラ手帳に似たバーチカルタイプの別の手帳を購入しましたが、スコラ手帳の紙の書き味のよさが忘れられず、来年はまたスコラ手帳に戻そうかなと思っています(笑)。スコラの書き味のよさも、中高時代に手帳を書くモチベーションになっていたのかもしれないですね。



――現在取り組まれていることや今後の目標はありますか。


現在、早稲田大学先進理工学部の1年生で、化学・生命化学科で化学系の基礎を勉強しています。化学を使って病気を治したいという小学校からの目標があり、卒業後は大学院に進んでさらに研究したいと思っています。大学院入試に向けては、また手帳を傍らに置きながら勉強すると思います!



――Kさんにとって手帳とは?


長い間付き合ってきた相棒であり、生涯の友達ですね。愛着の湧いた手帳だからこそもっと書きたいと思えていたし、書くことが自分自身の生活をより良くしてくれていたと思います。スコラ手帳を書いていなかったら勉強も計画的にできていなかっただろうし、自分自身の弱点に気づけなかったかもしれません。今まで頑張ってこれたのも、今の自分がいるのもスコラ手帳のおかげだと思っています。



――スコラ手帳を使っている中高生にメッセージをお願いします!


手帳を書かない日や、失敗してしまうことがあっても大丈夫です。自分と向き合って、自分のペースで自分の書き方を作っていくことが大切だと思います。たくさん書けばいいというわけではないと思うし、自分に合った書き方が一番いい書き方だと思います。ぜひ焦らずに手帳を書き続けてみてください!



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