MENU

部活指導コラム

NOLTYスコラ 部活プログラム

中学校・高校の「部活」に関する記事をまとめています。

2023.04.19

練習日誌とは?ランニングの練習で書いたほうが良い理由と記載項目

練習日誌を付けるアスリートも多いですが、陸上競技は特に練習日誌との相性がよいと言われています。陸上部はじめ、ランニングに取り組む人におすすめの練習日誌の書き方についてご紹介します。

目次

練習日誌の基礎知識

練習日誌とは?

練習日誌とは日々の練習に関する記録のことで、「ランニングノート」とも呼ばれます。陸上の強豪校やマラソンの有名選手もよく活用しています。練習日誌にはランニングの練習内容や体調などを記録するものです。

練習日誌と日記の違い

練習日誌と日記は、書くための目的が異なっています。日記は、日々の出来事を個人的に記録するために書くことが一般的で、出来事に対する個人の感想や感情を書くものです。反対に練習日誌で使われる「日誌」という言葉には、日々の出来事について後日、資料にするために書くという側面が含まれており、より情報の記録という面が強い言葉になっています。

練習日誌を書いたほうが良い理由

改善点を見つけやすい

練習日誌を書くことによって過去の記録と現状を比較して、練習の効果を客観的に確認しやすくなります。その結果練習内容の見直し・改善にも役立ち、目標達成への近道になります。

体調管理をしやすくなる

日々の健康状態を記録することで、体調の良しあしのチェック基準ができるようになります。体調の変化に気がつきやすくなり、ケガや体調不良のリスクを軽減する効果もあります。

モチベーションを向上させやすい

練習日誌を書くことで目標を明確化しやすくなるほか、現状を把握できるので、目標達成までに行うべきことがよりわかりやすくなります。また過去の記録を確認できるため、振り返った時に成長を実感できるというメリットもあります。

練習日誌の基礎知識

練習日誌の書き方に正解はありません。自分の目標や目的に合った内容を記載すると良いです。その中でも一般的な練習日誌の書き方についてご紹介します。

練習内容

練習コースやジョグの距離、トレーニングの内容や練習時間を具体的に記録します。ランニングの場合はタイムを記録すると良いでしょう。練習の効果の有無や得意なコースを把握するのにも役立ちます。

天候

天候や気温・湿度も記載すると、暑さ寒さへの適性が見えてきます。

体調

その日の体調を振り返って記載します。5段階評価や点数付けなどしておくと、後から見返したときに分かりやすくなります。脈拍もチェックし、あわせて記入しておくのもおすすめです。体調が良いときは脈拍が安定しますが、疲労がたまっているときは高くなりやすくなり、練習内容を決める判断材料にできます。

体重

体重を記録しておくと、体重とタイムの相関からベスト体重を算出できるようになります。

感想・気づき・反省

練習に取り組んでみての感想や気づき、反省ポイントを記載します。うまくいった点はなぜうまくいったのかの理由を考えて記入しておくとコツをつかみやすくなり、よい動きを再現しやすくなります。日誌は反省点やできなかったことを書きがちになってしまいますが、明日からの練習方法をどう改善できそうか考えながら記入するようにしましょう。

(まとめ)練習日誌とは?ランニングの練習で書いたほうが良い理由と記載項目

練習日誌とは、日々の練習や体調の記録を残すための日誌です。毎日継続して書くことでデータが蓄積され、レースにあわせて自分のベストコンディションに持っていきやすくなります。
ランナー個人はもちろん、陸上部で練習日誌に取り組むと部活全体に相乗効果があり、より大きな効果を発揮します。NOLTYスコラ フォーゼでは目標から逆算し、「達成のために何をすべきか」「自分はどのように取り組むか」を考えた上で練習に取り組むことができます。日ごとの振り返りの欄はもちろん、試合ごと・大会ごとの振り返りシートも付属しているため、振り返りの質も向上させることができます。フォーマットに沿って部活のミーティングでも使用することができ、部活全体の底上げや目標達成につながります。

陸上部におすすめ!NOLTYスコラ フォーゼはこちら

株式会社NOLTYプランナーズ