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部活指導コラム

NOLTYスコラ 部活プログラム

中学校・高校の「部活」に関する記事をまとめています。

2023.04.18

バスケ部の部活ノートとは?記載すべき内容と書くメリットを解説

部活動をもっと強くするための取り組みとして、練習日誌や部活ノートをつけている部も多いのではないでしょうか。この記事ではバスケ部で部活ノートを書くにあたっておすすめの内容や、部活ノートを書くメリットをご紹介します。

目次

バスケットボール部の活動に役立つ「部活ノート」とは?

部活ノートとは、部活動での目標を叶えるために役立つノートのことです。バスケ部はもちろん、野球部やサッカー部、テニス部など、幅広い部活で活用され、「部活ノート」「練習ノート」などと呼ばれます。
部活ノートを書くときは、目標設定からスタートすることが基本です。目標のために練習や試合でやるべきことは何かを考え、実践していくのにノートが役立ちます。練習や試合が終わったら、目標達成のために取り組んだ内容や結果、気づいたことなどを書いていくとよいでしょう。また、部活ノートはスポーツのスキル向上といった効果だけでなく、チームワークを強化するねらいもあります。選手だけでなく、マネージャーもノートを付けるとよりチーム力の向上につながります。

バスケ部の部活ノートに書く主な内容

●達成したい目標

バスケ部で達成したいことを決めて書いておくようにしましょう。まずは大目標を立て、逆算して中目標や小目標を考えていくのがおすすめです。

大目標の例:3年生までにレギュラーになる
∟中目標の例:練習量を今よりも増やす、基礎体力をつける
∟小目標の例:シュート練習を1日○○本こなす、毎日○○分の走り込みをする

個人で目指す目標と、チームで目指す目標を分ける書き方もあります。それぞれ、個人とチームで目標達成のためにどんな技術を身に付けるべきか併せて記載します。目標を立てたら、達成のために必要な練習を具体的に考え、日々の練習に落とし込んでいきましょう。

●練習や試合の内容

練習や試合を振り返り、内容を書くようにしましょう。練習内容の記録をつける場合は、何分練習したか、何セットこなしたかなども具体的に記録しておくと良いです。試合の記録をつける場合は、結果だけではなく自分の出場した時間や得点、また感想・反省などもメモしておくことがおすすめです。戦略などを記載するときはコート図を使用し、簡略化した記号を決めて書くと、振り返った時に視覚的に理解しやすくなります。

●できたこと・できなかったこと

うまくいったことは積極的に記録していくと、自分は現時点で何ができるのか、以前よりもどのくらい成長できたのかを把握できるようになります。またなぜ成功できたのかを自分なりに分析して、詳しく書いておけば振り返りに役立つうえ、成功の再現性が高まります。
うまくいかなかったことを書くときは、改善するためにはどうすれば良いかを考えて併せて記載することがポイントです。改善を繰り返すことで目標達成に近づけるため、記入時は後ろ向きになりすぎないように気をつけましょう。

●気づいたこと・感想

自分で気づいたことや他者からの指摘での学んだことなどは、練習後・試合後に忘れないうちに記録しておくことが大切です。活動を通じて感じたこと・思ったことなどの感想を自由に書くのもおすすめです。

●次回の練習の目標

部活ノートに書いた改善点を踏まえて、明日の練習で何を目指すか考え、実践していくようにすると上達が早まります。次に何をすれば目標達成に近づけるかを考え、やるべきことを事前に決めてから練習に臨むと、さらに有意義な練習にすることができます。

バスケ部で部活ノートを書くメリット

●どんな練習をすべきかが明確になる

部活ノートをつけることで、練習や試合の内容を振り返りやすくなります。自分の課題がわかり、改善のために何をすべきかが明確になるためスキルアップに直結します。練習前や試合前にすぐ見返して、どういったことを意識すべきか復習することもしやすいので、ノートに書くのがおすすめです。

●アドバイスを忘れずに生かすことができる

コーチや先輩などに助言をもらっても、何もしない場合は忘れてしまうことがあります。部活ノートに書く癖をつけておくことで、大事なアドバイスを忘れずに身に付けることができます。

●自分の成長記録になる

部活ノートを長く書き続けていくと、以前の自分と比べて成長した部分がわかりやすくなります。見返すと努力してきたことが目に見えるため、達成感を味わいやすくなります。

(まとめ)バスケ部の部活ノートとは?記載すべき内容と書くメリットを解説

部活ノートとは日々の気づきや反省を書き残すことができる日誌のことをいいます。簡単な内容でもいいので毎日書き続けることでバスケ部員のスキル向上に繋がり、目標達成に近づくことができます。練習後すぐに書けるよう、持ち歩けるサイズの手帳やメモ帳、ノートを使うのがおすすめです。
一般的な部活ノートは「今日やったこと」「反省」に重きを置きがちです。NOLTYスコラ フォーゼでは部活全体の目標達成から逆算し、「達成のために何をすべきか」「自分はどのように取り組むか」を考えた上で練習に取り組むことができます。日ごとの振り返りの欄はもちろん、試合ごと・大会ごとの振り返りシートも付属しているため、振り返りの質も向上させることができます。

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