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NOLTYスコラ プログラムの導入事例

NOLTYスコラ プログラム

導入校の事例をご紹介します。

自分の考えを書いたりまとめたりする「手帳」と「ポートフォリオノート」
取材日 : 2019.10.31
  • 中学校
  • 高等学校
淑徳SC 中等部・高等部 様

自分の考えを書いたりまとめたりする「手帳」と「ポートフォリオノート」

導入の目的
・スケジューリングの過程で自分を律する力の育成
・自主自立に繋がるライフスタイルの確立
都道府県 東京都
進路実績 平成30年度 四年制大学21名、短期大学4名、専門学校6名、就職3名、未定3名

進路指導部長の声

「自主性」を育む教育

本校は、高校1クラス20名以下中学校1クラス10名以下の少人数制教育実施しており、生徒1人ひとりに丁寧な指導とフォローを行っております。そのような校風もあり、生徒は比較的おとなしい子が多いですね。また、昨年度からは従来の知識伝達のだけではなく、この先の社会の変化の中でいかに自ら考えて行動できるかといった「自主性」を育む教育に力をいれています。その一つであるNOLTYスコラ プログラムについては、手帳を通したスケジューリングの過程で自分を律する力や自主自立に繋がるライフスタイルの確立を身につけてほしいと思い導入しています。
現在本校で実施している学校改革の中で校内のICT化が進んでおりますが、生徒一人ひとりの自主自立に向けアナログの手帳と併用して取り組んでいくことは教員内での共通認識を形成することができていると感じております。昨今、推薦入試など総合型選抜の割合が増加する中で小論文など「書く作業」はとても重要な力になっています。手帳やポートフォリオノートを通して自分の考えを書いたりまとめたりすることを日々積み重ねていくことの重要性を感じています。また、デジタルの前段階としてアナログ媒体を使用して思考したものを、デジタルに情報を移行していくように指導しています。そもそも、デジタルとアナログはフィールドが違うものであり、この先どんなにデジタル化が進んでもアナログ媒体は違うものとして残っていくと個人的には思っています(笑)ただ、一番難しいのは全ての先生方にこのフィールドの違いを理解してもらうことではないでしょうか。そのような点も含めて、新しい取り組みには反対意見はつきものです。その際に心がけていることとしては、先生1人ひとりに声をかけることで、誤解のないように進められるように心がけています。また、1人では限界もあるので外部の業者の方に協力を仰ぎながら先生方を巻き込んでいくようにしているのも工夫の一つですね。

生徒の声①

講話のメモはポートフォリオノートに書いています

手帳を使い始めたのは高校に入学してからです。私は書くことが好きなので、学校からスコラ手帳をもらった時も「これから書いていくのか」というくらいの印象でした。基本は黒で記入をし、提出物や予定が入っている日は好きな色で書くようにしています。また、手帳の中にある使い方を参考にして、起きた時間・夜寝た時間には○をつけています。ポートフォリオノートには、講話・講演の記録や自由記入欄を中心に書いています。校内でWEBマガジンを作成する授業が何回かあり、講師の先生の講話の際はポートフォリオノートにメモを取りながら話を聞きました。その他の講話や講演に関しても話を聞きながらポートフォリオノートにメモを取り、後日先生からeポートフォリオへ入力するように配信連絡がくるので、来た際にメモを見ながら入力するようにしています。

生徒の声②

カラフルに書くことで継続のモチベーションに!

スコラ手帳を使い始めてから変わったなと思うことは、振り返る時間ができたことです。また様々な色のペンを使ってカラフルに書くことで、見返した時のモチベーションになり手帳を書くことを続けられるように意識して使っています。また、その時その時で学校行事や部活動など、毎週の目標は必ず記入していますね。クラスでは週1回担任の先生へ提出する日が決まっていて、先生からコメントをもらっています。担任の先生はとてもフレンドリーなので、先生にスコラ手帳を提出することへの抵抗感はありませんし、コメントをもらうことで先生とのやり取りもできて楽しいです。

株式会社NOLTYプランナーズ