COLUMN

2023.04.18

ワークショップを企業が実施するメリットは?成功のポイントも解説

研修には、大きくわけてセミナーとワークショップの2種類があります。しかし、ワークショップを開催するメリットがわからないとお悩みの方もいるでしょう。

そこで本記事では、ワークショップとは何か、ワークショップの種類や実施のメリットを紹介するとともに、ワークショップを成功させるメリットも解説します。ワークショップを開催するべきか、どのように開催すればよいのかお悩みの方は、ぜひご覧ください。

目次

ワークショップとは?

ワークショップとは、受講者が参加しながら学習を進めるタイプの講座や研修のことです。具体的には、次のような講座がワークショップに該当します。

●体験型講座
●グループ学習
●研究会

セミナーでは、講師から受講者に向けて一方向で情報の伝達が行われるのに対して、ワークショップでは、講師と受講者の双方向、さらに受講者同士でも情報の伝達が行われます。講師ではなく、受講者が主体となって進めるのが、ワークショップの特徴です。

ワークショップの種類

ワークショップは、次のような種類に分類できます。

1. 研修型
2. イベント型
3. 採用型

それぞれのワークショップについて詳しく解説します。

1. 研修型

研修型のワークショップとは、主に企業が従業員に対して実施するものです。上司が新入社員に対して行うものだけでなく、問題解決や業務効率化のために、役職や立場を問わず実施するものもあります。

研修型のワークショップの例のひとつが、少人数のグループに分かれて話し合いを行い、代表者が各グループで出た結論を発表するような形式です。少人数に分かれることで参加者が意見を表明しやすくなるとともに、その意見をひとつにまとめあげることで傾聴力やリーダーシップを育てられます。

2. イベント型

イベント型のワークショップとは、アートや専門的な技術の一部を体験できるスタイルのワークショップのことです。例えば、ガラス細工の作成体験やそば打ち体験などはイベント型ワークショップに該当します。

一般向けに公開して実施するワークショップもありますが、自社に関連する技術を体験するようなワークショップは、事業を知るための研修としても役立つでしょう。

3. 採用型

採用型のワークショップとは、名前のとおり人材採用の際に行うワークショップのことです。主に、グループワーク形式で行われます。

採用型ワークショップでは、参加者の行動や発言が評価の対象となります。また、グループ内でどのような立ち位置で振る舞うかを観察し、採用後の配属決定の際に参考情報として活用することも可能です。

ワークショップを実施するメリット

ワークショップの実施には、次のようなメリットがあります。

1. 自分ごととして参加できる
2. コミュニケーションの活性化に役立つ
3. 受講者が多くの価値観に触れられる
4. 学んだ内容を理解しやすい

それぞれ、詳しく解説します。

1. 自分ごととして参加できる

情報が一方通行となるセミナーと異なり、ワークショップでは受講者自身が主体となって動くことで研修を進めます。

聞くだけのセミナーであれば、受け身の姿勢でも参加できるでしょう。しかし、ワークショップでは受講者自身が意見を出すことが求められるため、主体的に参加しなければなりません。テーマについて考えをめぐらせ、実際に手を動かしながら、自分ごととして参加できるようになるのがメリットです。

2. コミュニケーションの活性化に役立つ

ワークショップでは、必然的にほかの参加者と交流することになります。今まで接点がなかった相手や、会話をしたことがない相手と話す、よいきっかけになるのです。

社内のコミュニケーションを活性化したい場合、あえて接点がない人同士でグループを組んでワークショップを実施し、交流をはかる方法もあります。従業員同士の情報交換を活発にしたい場合にも、ワークショップの実施は有効な選択肢です。

3. 受講者が多くの価値観に触れられる

ワークショップでは、バックグラウンドや普段の業務内容がまったく異なる参加者が集まる場合もあります。そうした場では、ワークショップを通じて多くの価値観に触れられるのがメリットです。

同じ環境で働き、似た仕事をしている仲間で集まっていると、どうしても価値観が似てしまうことや、視野が狭くなってしまうことも少なくありません。ワークショップで多くの価値観に触れて視野を広げることで、より広い視点から物事を考えられるようになることが期待できます。

4. 学んだ内容を理解しやすい

ワークショップでは、実際に学ぶべき内容を体験しながら研修を進めるため、学習効果が高いです。話を聞くだけの学習より、実際に体を動かしながら学んだ方が記憶に残りやすいというのは、多くの方がイメージしやすいのではないでしょうか。

つまり、ワークショップはセミナーよりも内容を理解しやすく、学んだことが身につきやすい研修方法だといえます。

ワークショップを成功に導くポイント

ワークショップを成功させるためには、次の5つのポイントに注意しましょう。

1. アイスブレイクの時間を設ける
2. ゴールを事前に共有する
3. ファシリテーターを配置する
4. 外部企業に依頼する際は事前に打ち合わせを行う
5. フィードバックを受け取り次回に活かす

それぞれ、詳しく解説します。

1. アイスブレイクの時間を設ける

アイスブレイクとは、緊迫感のある雰囲気や緊張感をほぐし、参加者同士コミュニケーションを取りやすい場を作ることです。ワークショップでは、ちょっとしたゲームや自己紹介などをアイスブレイクとして活用できます。

緊張感をほぐしてからワークショップを開催することで、より活発な意見交換が期待できます。どのようなアイスブレイクを行うのがよいか、研修の内容や雰囲気にあわせて検討しておきましょう。

2. ゴールを事前に共有する

ワークショップのゴールを事前に受講者に共有しておくと、より高い研修効果を期待できます。ゴールを事前に共有しておくことで、受講者が目的を意識しながらワークショップに参加できるためです。

何のために行うか、ワークショップに参加することでなにが得られるのか分からない状態では、モチベーションを保つのは難しいでしょう。受講者に目的意識を持ってもらうためには、事前の情報共有が欠かせません。

3. ファシリテーターを配置する

ファシリテーターとは、ワークショップがスムーズに進行するようコントロールする役割を果たす人物のことです。発言しやすい雰囲気を作って参加者の意見を引き出すとともに、意見の取りまとめも行います。

自社の社員がファシリテーターを務めるのも可能ですが、外部の企業に依頼して派遣してもらうのも効果的です。外部のファシリテーターは専門的な技術を習得したプロであり、依頼すれば質の高いワークショップの実現が期待できます。また、普段一緒に働いていない外部の人物がワークショップを取り仕切ることで、適度な緊張感が生まれ、マンネリ化を避けられるのもメリットです。

4. 外部企業に依頼する際は事前に打ち合わせを行う

ファシリテーターだけでなく、ワークショップの企画運営を外部の専門企業に依頼する選択肢もあります。企画運営の手間が省けるだけでなく、ワークショップの目的を達成できる適切なコンテンツを提案し、実行してくれるのが特長です。

企業によって、得意なワークショップの種類は違います。実績を確認し、自社が開催したいと考えているワークショップと似た分野での実績が多い企業を選ぶのがポイントです。

依頼する際は、事前に入念な打ち合わせを行い、どのようなワークショップにしたいか、ワークショップを行う目的は何かなどを伝えておきましょう。

5. フィードバックを受け取り次回に活かす

ワークショップを開催した後も重要です。終わったことで安心するのではなく、必ず受講者からフィードバックを受け取りましょう。アンケートを実施すると、参加者の率直な感想がわかります。

フィードバックをもとに改善を重ねることで、少しずつよいワークショップを開催できるようになります。

外注も活用して効果的なワークショップを実施しよう

この記事では、企業がワークショップを開催するメリットやポイントを解説しました。ワークショップは体験型の研修で、セミナーよりも学んだ内容が身につきやすく、自分ごととして研修を受けられる点がメリットです。

ワークショップの企画・運営は外部の企業への依頼も可能です。外部企業に依頼すれば、プロによるファシリテーションでマンネリ化を避けながら、継続して効果的なワークショップを開催できます。

NOLTYプランナーズでは、SDGs事業伴走型支援サービスのNOLTYサステナを提供しています。手帳会社のノウハウを取り入れたオリジナルのワークブックを用い、ワークショップを実施します。ファシリテーターが活発な意見交換をサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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株式会社NOLTYプランナーズ